きょう20日に放送されるテレビ朝日系『タモリステーション』(後8:00~9:48)は、「世界を魅了する日本の“エンタメ最新事情”」をテーマに、日本のエンターテインメントがなぜ世界から熱視線を集めているのかを徹底取材する。

 近年、映画『国宝』、アニメ『鬼滅の刃』や『チェンソーマン』など日本作品が世界的ヒットを記録し、日本人アーティストもグローバルで存在感を発揮。
かつての“オタク文化”の枠を超え、幅広い層に支持されるコンテンツへと進化している理由に迫る。

 番組では、《歌舞伎》《相撲》《時代劇》《音楽》《アニメ》の5ジャンルに分けて総力取材を敢行。スタジオには、アメリカ在住経験を持つ俳優・木村佳乃、そしてタモリと40年以上の親交があるいとうせいこうが出演する。

 《歌舞伎》のパートでは、映画『国宝』をきっかけに再注目される歌舞伎の魅力を深掘り。タモリが《歌舞伎座》の舞台裏に潜入し、四代目中村鴈治郎と中村莟玉の案内で、舞台装置、生演奏による音の演出、小道具、衣裳の早替りなど、外国人を惹きつける演出技術を取材する。さらに、歌舞伎特有の効果音「ツケ」にタモリ自身が挑戦する。

 《時代劇》では、エミー賞18部門を制し、ゴールデングローブ賞でも4部門を受賞したドラマ『SHOGUN 将軍』を特集。超リアルな時代考証を担当したフレデリック・クレインス教授が登場し、世界の視聴者を魅了したポイントを解説する。加えて、《相撲》ではロンドン公演の密着映像を通じ、国技が持つ新たなエンターテインメント性やインバウンド向けの取り組みを紹介する。

 《音楽》のコーナーでは、最新ヒットから1980年代のシティポップまで、日本の音楽が国境と時代を超えて支持される理由を分析。インドネシア・ジャカルタが日本音楽拡散の“トリガーシティ”となっている事実にも迫る。スタジオにはレコードコレクターのオーディオルームをイメージしたセットが登場し、タモリといとうが名盤を前に語り合う。


 《アニメ》では、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編第一章 猗窩座再来』の全世界興行収入1100億円突破や、『劇場版チェンソーマン レゼ篇』の全米興行収入トップ獲得などを取り上げ、日本アニメが世界を席巻する理由を分析。海外ファンの声から、日本アニメのお家芸である“バトルシーン”と多彩な表現力が支持の鍵であることが浮かび上がる。

 取材を終えたタモリは「以前から感じていたことですが、やはり日本の文化、エンタメは素晴らしい。歌舞伎ひとつとっても、観客をどこまでも楽しませようとしている心が伝わってきます。そのために、常に改革をして、進化し続けている。こんなにも多様性があり、奥深い文化、芸術を培ってきた国はほかにはないんじゃないかな」と分析。そのうえで、「海外の人たちに日本の文化について聞かれたとき、何も答えられないのでは、やはり恥ずかしい。もっとたくさん自国の文化、芸術に触れてほしいですね」と語った。

 また、いとうは現在の日本エンタメの世界的人気に「日本のサブカルチャーのセンスを、世界が持つようになった、という感じ。でもこんなにもスゴイことになっているとは思っていなかった…」と驚きつつ、「これから日本のエンタメ界が次の“新しいモノ”をどのくらい生み出していけるのか楽しみながら見ていきたい」と興奮気味に語っていた。
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