松竹は20日、共催を含む公演チケットの不正転売に関する摘発が8件確認に上っていると発表した。警視庁が同日、公演の歌舞伎・演劇チケットを不正に高額転売したとして、チケット不正転売禁止法違反の疑いで女性を書類送検したとの発表を受けて声明を出した。


 松竹は13日にも別の女性の送検を受けて声明を出していた。今回は「これまでも繰り返しお伝えしておりますとおり、弊社は転売を目的としたチケットの購入を固くお断りしております」と強調。「弊社としましては、依然として公演チケットの不正転売が後を絶たない状況を大変遺憾に受け止めており、不正転売の防止に向け、様々な手法により転売目的での購入が疑われる購入を検知し、各所轄警察の要請に応じて必要な情報を提出するなど、厳正な姿勢で警察とも連携を行っております」とした。

 続けて「総合的な見地からチケットが転売された可能性も見込まれる座席に
ご着席されているお客様には、チケットの入手経路やご購入者様本人であることの確認のご協力をお願いし、正当なご観劇の権利を有さない方にはご退場をお願いするなどの対応を含め、今後も継続して対策に取り組んで参ります」とした。

 「お客様には、転売行為者がチケット価格を高騰させ、不当な利益を得ることを未然に阻止し、また、トラブルや犯罪被害に遭われない為にも、チケットは必ず主催者が定めた方法・価格にてご購入いただき、観劇を希望されるすべての方が正規価格でチケットをご購入いただけますようお願いいたします」と呼び掛けた。
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