きょう21日放送のカンテレ『ウラマヨ』(毎週土曜 後1:00 ※関西ローカル)は、「激動の100年を生き抜いた企業&商品 ピンチとチャンスの裏側SP」を届ける。

 大阪のローカル線・水間鉄道は昨年、開業100周年を迎えた。
貝塚市の海側と山側を結ぶローカル線で、貝塚駅から水間観音駅までの10駅約5.5キロを結ぶ。日本で3番目に短い鉄道路線で、地元住民からは“すいてつ”の愛称で親しまれている。ノスタルジックな雰囲気の列車だが、よく見ると“電車の顔”とも言うべきヘッドマークに女性や赤ちゃんの顔写真、そしてアニメキャラまで…。

 元々は、厄除け観音として知られる水間寺へ参拝客を運ぶ鉄道として1925年に営業をスタート。1960年代には泉南エリアで繊維産業が栄え、利用客が急増したが、徐々に減少し、今では最盛期の半分以下に落ち込んでいるという。最大のピンチが訪れたのが、90年代。旅行や不動産開発など経営の多角化を図ったものの全て失敗。2005年には会社更生法の適用を申請した。

 大阪発祥の外食チェーン・グルメ杵屋の代表執行役社長・椋本充士氏は、2006年、苦境にあえぐ水間鉄道に救いの手を差し伸べた。「戦時中に私どもの創業者が疎開先として行っていたのが貝塚市で、その時のご恩返しができたらということで、話をお受けさせていただいたという経緯です」と語る。

 2018年には、再生請負人・藤本昌信氏が代表取締役社長に就任した。「曾祖父が水間鉄道立ち上げの中心にいたということで、ご縁があるなということでお受けしました」と明かし、グルメ杵屋と同じく、いわば“100年の時を超えた恩返し”だった。


 再建にあたっては、徹底したコストカットを断行。さらに最も重視したのが乗客を増やすための仕掛けで、冒頭のヘッドマークサービスをはじめ、駄菓子を列車内に詰め込んだ“だがし電車”や、手品師による“マジック電車”なども実施。「電車の中でダンサーが踊ったりですね、僕も段々ワケが分からなくなってきたんですけど(笑)。とにかく毎日、社員の皆さんがいろいろ考えてくれています。僕がいつも皆さんに言っているのは“Everything OK!”ということです」と語る。

 番組では、そんな“何でもアリ!”な藤本社長がスタジオに登場し、水間鉄道のさらなる裏側に迫る。

出演:ブラックマヨネーズ小杉竜一吉田敬)、アシスタント:橋本和花子カンテレアナウンサー
パネラー:高橋みなみヤナギブソン(ザ・プラン9)、馬場園梓
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