俳優の松坂桃李が主演を務め、来年1月からNHKで放送される大河ドラマ(第66作)『逆賊の幕臣』の追加出演者発表会見が24日、都内で行われ、松坂が本作で演じる小栗忠順の最期のシーンについて言及した。

 第66作となる今作は、脚本を安達奈緒子氏が担当し、1827年生まれの幕臣・小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)の活躍を描く。
史実では小栗忠順は群馬県高崎市で最期を迎えたとされるが、地元のメディアからこのシーンへの意気込みを聞かれ、松坂は「どこまで言っていいかわからないんですけど」と前置きしつつ、「間違いなくそのシーンはあります」と告白。

 続けて「いつ撮るかというのはここでは言えないんですけれども、そのシーンを迎えるときには、できるだけ多くのいただいている現状の台本だったりとか、資料とか、小栗さんがどのようなことをしていたかというのを、なるだけ体になじませながら挑もうかなと思っています」と慎重に言葉を紡いだ。「ある種の物語の終着地点だと思っていますので、そこをめがけてスタッフ一同、キャスト一同頑張って目指していきたい」と意気込んだ。

 さらに群馬県では小栗忠順の記念館を作るという話も出ていることが記者から明かされると、松坂は「これから?わぁ~」と声を漏らし、「それはすごいですね、プレッシャーが…」と呆然。「毎週楽しみに見ていただけるような、今のこの時代にメッセージがちゃんとのるような作品になると思いますので、ぜひリアルタイムでも録画でも何度も観ていただいて楽しんでください」と笑顔で呼びかけた。

 小栗忠順は勝海舟のライバルと言われ、日本初の遣米使節となって新時代の文明を体感し、新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才だが、明治新政府に「逆賊」とされ、歴史に葬られた。忘れられた歴史の敗者の知られざる活躍を描くスリリングな胸熱エンターテインメントとなる。

 ほかに、北村有起哉鈴木京香上白石萌音、岡部たかし、中村雅俊、制作統括・勝田夏子氏が登壇した。
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