俳優の森田甘路が、2026年前期の連続テレビ小説『風、薫る』に出演することが2月25日、発表された。森田が演じるのは、帝都医大病院の副院長・渡辺行成。
事務能力に長け、病院を守ることへの意識が強い人物だ。

 連続テレビ小説でのレギュラー出演は初となる森田は「私自身、連続テレビ小説のレギュラー出演は初めてで、身の引き締まる思いです」とコメント。女性の自立が極めて困難だった明治という時代を背景に、「看護という未知の世界に飛び込む彼女たちの姿は、渡辺という一人の男の目にどう映り、その生き方にどう影響を与えていくのか」と役どころを見つめる。

 激動の時代を懸命に生きる主人公たちと向き合う立場として、「渡辺としてその衝撃をどう表現できるか、演じる側としても大変楽しみです」と意気込みを語った。

 森田は2016年放送の『とと姉ちゃん』に出演経験があるが、「一瞬だけ出演しましたが、自分の実力不足を痛感し『これが最初で最後の朝ドラ出演になるんだろうな』と凹んだ記憶があります」と振り返る。それから約10年を経ての再挑戦に「俳優続けてきて良かったです」と率直な思いを明かした。

 また、森田の母は現役の看護師だという。「半世紀以上現場で戦い続けてきた誇りがあるのでしょう」と語り、「看護師の息子として今作品への思い入れは強い」と強調する。看護という概念が広く知られていなかった時代を舞台に、病院経営を担う副院長をどう体現するのか。森田が描く渡辺のまなざしに注目が集まる。
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