俳優の野添義弘が、2026年前期の連続テレビ小説『風、薫る』に出演することが2月25日、発表された。野添が演じるのは、りんが実習で初めて受け持つ患者・園部弥一郎。
警察署長で、病院内でもコミュニケーションを取るのが難しい人物として知られる存在だ。

 野添は「主人公を困らせる患者、警察署長の園部を演じさせていただきます」とコメント。「主人公・りんに語らずプレッシャーをかける園部をしっかり務めたい」と意気込みを語った。一方で「当時の男性の方は女性に気安く話しかけない、かけられないと言う所もあったと思うので、その辺りも心に秘めながら演じたい」と、時代背景を踏まえた役作りへの思いも明かした。

 連続テレビ小説にはこれまで『瞳』『ゲゲゲの女房』『エール』『虎に翼』に出演。『虎に翼』では家事審判所の所長役を務めた。『エール』では日本軍部隊の大佐を演じ、志村けんさんとの共演シーンが強く印象に残っていると振り返る。

 本作は“看護”がテーマのひとつ。野添はコロナ禍で約2週間入院した経験を明かし、「隔離されて院内の売店にも行けず何もできないなか、かわりに看護師さんに身の回りのことを全て世話していただきました」と回顧。「本当に入院中はお世話になり助かった思い出があります」と感謝を語った。

 看護がまだ広く理解されていない明治時代の医療現場で、無言の圧力を放つ患者をどう演じるのか。野添が体現する園部弥一郎の存在が、物語に緊張感をもたらしそうだ。
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