お笑いコンビオードリー若林正恭による初小説『青天』(アオテン)が、10万部の重版が決定し、累計部数が18万部を突破した。

 今月20日に発売された本作は発売前から反響が大きく、事前重版をしたうえで書店に並んだが、発売直後から店頭で“蒸発”と呼ばれる現象(出版用語であっという間に売り切れてしまうこと)が起こり、全国の書店ですさまじい売り上げを記録。


 26日発表の最新「オリコン週間BOOKランキング」において、週間売上2.9万部(2万9293部)で3位にランクイン。ジャンル別「文芸書」で自身初の1位を獲得した。

 今月18日から約3週間をめどに若林が喉の治療と静養に専念する休養中のため、21日深夜の『オードリーのオールナイトニッポン』は春日俊彰ひとりで出演し、ふだん本を読まない春日が本屋を探して本作を購入し、一気に読み終えたことを報告。若林と同じ日本大学第二高等学校のアメフト部員だった頃を思い出しながら「自分はなぜアメフトやっていたんだろう、という問いの答えが出たね」「モヤモヤしている人が、ひとつ答えを出してもらえるような、勇気が湧くような、そういう本だった」「小説っていいなって思ったね。小説って面白いんだなって」などの“書評”を語った。

■『青天』あらすじ
総大三高の「アリ」こと中村昴が所属するアメフト部は、万年2回戦どまり。相手校の練習を隠し撮りして迎えた高3の引退大会では、強豪・遼西学園に打ち砕かれた。引退後、みなが受験に向かうなか、勉強にも気持ちが入らず、不良になる覚悟もないまま宙ぶらりんの日々を過ごす。自分自身の不甲斐なさにもがき続けるなかで、アリは再びアメフトと向き合う決意を固める。

【青天/アオテン】……アメリカンフットボール用語で、試合中に仰向けに倒されること。
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