漫画『銀魂』作者・空知英秋氏のデビュー読切作品をアニメ化したNetflixアニメ『だんでらいおん』合同取材会が27日、都内で行われ、声優の小林親弘、潘めぐみが登壇した。

 本作のメインキャストを、小林と潘が務める。
小林は「僕は10年ぐらい前に『銀魂』のアニメで1話だけ、本当にこういう仕事を始めたぐらいのときに出たことがあって、アナウンサーの役だったんですけど、そのときに銀魂を初めて見て、ギャグテイストなのに何か泣ける話もあって、なんだこの不思議なバランスはっていうような作品だなと思った」と振り返り、「今回の『だんでらいおん』はもうまさにその大元って言うんですかね。『銀魂』1巻に読み切りで入っている作品にもなりますので、同じエッセンスがいっぱい詰まっていて、空知先生の原点を感じることできる作品だなと思いました」と語った。

 一方で潘は、緊張をにじませ「空知先生の描くなんかこう志一本通ったものは、この『だんでらいおん』から生まれたんだなと私は思っています」と語った。本作が発表された2002年には中学2年生で「もう多感な時期ですよ」とし、「私は『銀魂』は連載第1話から読んでたんですけど、コミックス1巻初版で初めて『だんでらいおん』に出会ったんです」と告白。

 続けて「銀さんだったり…ていう先輩たちが(当時)事務所にいたので、デビューしてからいつか銀魂に携わりたいなって、お願い、お願い、お願い!少女AでもBでも何でもいいと思ったんですけど、一度も関われる機会が今までなかったがために、この貴重な愛する空知先生のデビュー作で美咲役としてオーディションで選んでいただけたことは、もうマジで夢を叶えたオタク代表!この仕事してて良かった。本当に空知先生も今まで画業を続けていただいて、本当に感謝しております」と興奮気味に語った。

 最後のあいさつでも「空知ワールドに中学生のときに出会って、幾度となく人生救われてきました。なので、この気持ちとともに、皆さんのもとに『だんでらいおん』というたんぽぽの無のついた物語が届きますことを心から願っています」と涙ぐみながら熱く伝えていた。

 『銀魂』のコミックス第1巻にも収録されている本作は、現世に未練を残す地縛霊を成仏させることを使命とする、日本天使連盟送迎部所属の天使・丹波鉄男(小林)と黒鉄美咲(潘)の物語。日々仕事に追われながらも、霊魂一体一体と真摯に向き合うふたりの日常が描かれる。霊魂の思いに耳を傾け、その未練を解消していく姿、そして合間に繰り広げられる抱腹絶倒のやり取りからは「銀魂」へと引き継がれるDNAを感じずにはいられない。

 監督は又賀大介氏、シリーズ構成は鈴木洋介氏、キャラクターデザインは浅利歩惟氏が務め、アニメーション制作はNAZが担当。
メインキャストは、小林親弘、潘めぐみが務める。アニメでは、オリジナルエピソードも多く展開される。原作では描かれなかった丹波鉄男、黒鉄美咲の過去も明らかになる。

 ほかに、『銀魂』初代担当編集の大西恒平氏、『週刊少年ジャンプ』編集部・齊藤優編集長が登壇した。
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