俳優の仲野太賀が主演を務める、大河ドラマ『豊臣兄弟!』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の第8回が、3月1日に放送された。以下、ネタバレを含みます。


 大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代のど真ん中。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡。主人公は天下人の弟・豊臣秀長(ひでなが)。歴史にif(もしも)はないものの、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントとなっている。

第8回では、小一郎らが墨俣へ出陣。しかし織田信長(小栗旬)の真の狙いは、美濃三人衆の一人・安藤守就(田中哲司)が守る北方城にあった。藤吉郎(池松壮亮)は、美濃国主・斎藤龍興(濱田龍臣)の目を北方城から逸らすため、捨て石と承知で墨俣に砦を築く策に打って出る。一方、直(白石聖)は小一郎との結婚の許しを得るため中村へ戻り、父・喜左衛門(大倉孝二)に迎えられるが…という展開が描かれた。

 小一郎が安藤の追手から逃れる場面で、暗闇の中から現れた半兵衛は松明を手に「あの…此度の策はどなたが考えたのでありますか?」と静かに問いかける。登場はわずか一言だったが、その落ち着いた口調とどこか飄々としたたたずまいが強烈な印象を残した。

 放送直後、SNSでは「菅田将暉キター!」「待ってたよ」「遂に半兵衛もきたか」「贅沢なキャスティング」「また主役級なキャストがきた!」などの声が続出。短い出番ながら存在感を示した菅田の演技に称賛が集まった。
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