新聞を読んでいるおばあちゃん(ばーこさん)。そこへ子猫のみーこちゃんが容赦なくスライディングを仕掛ける。
元に戻そうとするばーこさん、暴れるみーこちゃん。激しい攻防の末、ばーこさんはみーこちゃんの好きなようにさせてしまう。微笑ましい様子を捉えた動画は177万回再生され「猫もだけど、おばあちゃんがカワイイ」「読めなくても幸せだよね」などのコメントが寄せられている。当時の状況やふたりの関係性について、投稿者であるお孫さんに話を聞いた。

■「生活に張り合い」新聞めくると子猫が“覚醒モード”に? 「祖母なりに工夫も」

――こちらの動画は177万回再生と非常に大きな反響がありました。動画を撮った際はどんな様子でしたか?
「当初、ここまで多くの方に見ていただけるとは全く思っていませんでした。いつものように元気いっぱいに暴れているみーこの様子を記録したものだったのですが、たくさんの方にご覧いただき、さらに温かいコメントまでいただけてとても嬉しく思っています。撮影した瞬間は、正直ぐしゃぐしゃになってしまった新聞を前にして絶望していたのですが、今では思い出として微笑ましく感じています」

――みーこちゃんは新聞を見るとなぜこのように覚醒するのでしょうか?
「みーこは新聞そのものというより、『ページをめくる音』に強く反応しているように思います。祖母が新聞を読み始めてページをめくると、その音に気づいて近寄ってきて、そのまま遊びスイッチが入ってしまうことが多いです。そのため最近は、みーこが寝ている間にそっと読むなど、祖母なりに工夫しているようです」

――87歳のばーこさんはどのような方ですか?また、みーこちゃんと出会って変化はありましたか?
「祖母はもともととても元気で、家のことも何でもこなす人でしたが、みーこが来てからは『お世話をする』という新しい役割ができました。毎日話しかけたり気にかけたりする相手がいることで、より生活に張り合いが生まれ、相棒のような存在として心の支えにもなっているのではないかと感じています」

■猫嫌いだった祖母「部屋に来てもくれず」 ふたりが”相棒”になるまで

――別の動画では、別のお家で暮らすみーこちゃんの姉妹が遊びにくる様子も投稿されています。みーこちゃんとはどのように出会いましたか?
「知人が段ボールに4匹一緒に捨てられていた子たちを保護したことが、みーことの出会いのきっかけでした。
引き取り手が決まるまでの間は、知人や私の家、ほかの方のお家などで交代しながらお世話をしていました」

――出会った当初のばーこさんの様子は?
「祖母は昔、飼っていた猫が大嫌いな蛇をくわえてきたことがあり、それをきっかけに猫が苦手になってしまいました。当初は保護していた子たちの部屋にも来てくれませんでしたが、何度かお世話をする日が続くうちに少しずつ触れ合うようになりました。私たちの様子を見て『飼ってもいいよ』と言ってくれたときは本当に嬉しかったです。4匹の保護猫の中からみーこを選び、『みーこ』という名前を付けたのも祖母でした」

――投稿者さんはみーこちゃんとばーこさんがお互いにどのような関係性だと感じますか?
「周りの方からも『お互い大好きなのが伝わる』と言っていただくことが多く、私自身も相思相愛の関係に見えています。祖母にとっては娘や孫のような存在として可愛がっている部分もあるのだと思いますが、私から見ると、良きライバルでもあり、親友でもあり、そしてとても仲の良い相棒のような関係だと感じています」

――最後に、みーこちゃんとばーこさんとこれからどのように過ごしていきたいか教えてください。
「これからも今と変わらず、ふたりが自然体のまま仲良く穏やかに過ごしていってほしいと願っています。日常の何気ない時間の中で、お互いに癒やし合いながら、一緒に歳を重ねていく姿をそっと見守っていけたら嬉しいです。また、その温かい日常をこれからも少しずつ皆さまにお届けできればと思っています」
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