俳優の津田寛治が、3日放送のTOKYO MX『5時に夢中!』(後5:00)に出演。北野武監督による「北野映画」出演の経緯について明かした。

 番組では、津田の経歴をまとめたフリップを紹介。その中に「アルバイト中の喫茶店に北野武が来店した際、自ら売り込み、その後『ソナチネ』で映画デビュー」とあった。その真偽について、津田は「録音スタジオの喫茶だったんです」と切り出すと「よく、北野監督がいらしていて。休憩の時に、うちの喫茶店で休憩されていたから…その時に(出演の直訴を)渡せるかな…」と告白。

 続けて「(直訴は)なかなかできないんですよ。あの頃、たけし軍団に入りたい人たちもずっと待っていて、滑り込んで土下座をして『弟子にしてください』っていう方もいたから、ウェイターまでそんなことはできないじゃないですか。だから、失礼なんですけど、お手洗いはおひとりで行かれていたので、失礼なんですけど、お手洗いの中で…だったら、受け取ってくれるかなと。あの当時だからできたかもしれない」と語っていった。

 そこからトントン拍子で…とはいかず「受け取っていただいてうれしかったんですけど、そこから1年間音沙汰がなくて。1年後に(喫茶店に)いらっしゃった時に『あんちゃん、まだ俳優目指しているのかい?』って言ってくれて、覚えてくれていたんだって思っていたんですけど」とコメント。「お店の経営者の奥さんが『監督ひどいじゃないですか!この子は1年間待っていて、なんでオーディションにも呼んでくれないんですか!』って怒っちゃって。そうしたら、監督がびっくりしちゃって『そうか、ごめんごめん!』って」と話していった。

 北野監督は、その場でスタッフと次回作の打ち合わせを始めたそうだが「あんちゃん、出番だからちょっとおいで!」と、その場に津田を呼び込んだ。津田は「ウェイターやっていたので、オーダーかなと思って、その場に行ったんです。(北野監督が)『このあんちゃん、ウェイターやってんだけどさ。こんな頭して、派手な服着てやっているから、オレが“ウェイターだったら、ウェイターらしい格好でやれコノヤロー”って言うから。これひとつ増やすから』って、スタッフさんに説明してくれて」とその場で出演シーンが決まったことを明かした。

 喫茶店の“奥さん”の一言が、いまだに北野監督の印象に残っているようで、津田は「監督は、いまだに『あのお母さん元気か?』って言ってくれるんですよ」と明かしていた。

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