■ギャバン・ルミナス/祝喜輝 役・角心菜 インタビュー
――『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』出演おめでとうございます。ギャバン・ルミナス/祝喜輝役はオーディションで勝ち取ったんですよね。
「特撮シリーズのオーディションで今回初めて選考が進んだので、絶対に勝ち取りたいと思って全力で挑みました。今回は印象に残ることを意識して、作戦の一つとして毎回同じ派手めのオレンジ色の服を着て行ったんです。最初のころは暑かったので半袖だったんですけど、秋になってくると寒いなぁとか思いながら(笑)。でも印象に残るためだと思って着続けました」
――オーディションでは他にどんなアピールをしましたか?
「空手の黒帯を持っていて、アクションができるのも強みだと思って、1次審査の時から終わる間際に“ちょっと待ってください! 最後に蹴りだけやっていいですか?”って言って、急遽回し蹴りを披露しました。あとはアクションの練習を撮影した動画を送って“このぐらい動けます!っていうのをアピールしました」
――演技と並行してアクションのレッスンも続けていたんですか?
「以前、ミュージックビデオに出演したときにアクションシーンを撮ったことがあったんですが、その時にお世話になった方に“今度オーディションがあるので教えていただきたいです”とお願いして、もう一度指導していただきました」
――4年前ぐらい前にインタビューしたときから“アクションをやりたい”とおっしゃっていました。
「デビューさんをきっかけに事務所に所属したときから、ヒーロー作品に出たいと言っていたので、一つ夢が叶ってすごく嬉しいです」
――今回、祝喜輝役に決まりましたが、オーディションでは手応えはありましたか?
「女性は祝喜輝と高鳴寿(タカナリ・コトブキ)とアギの3つの役を募集していたんですが、台本を最初に読んだ時から直感でキキが一番合ってるかもしれないって思ったんです。重点的にキキの役作りをしてオーディションに挑んでいたので、役に決まってからもオーディションの段階から積み上げてきた分があり、役作りで苦戦することはありませんでした。でも台本に“ここは早口で”と書かれていたりするので、早口言葉の練習や滑舌を良くするトレーニングをしていました」
――オーディションの段階から一緒にキキを作っていた感じ?
「オーディションの間でも“キキをやってください”と言われることが多くて、監督さんやスタッフさん側から見ても、私はキキ寄りなんだろうなと感じていました。個人的にもキキを演じている時がすごく楽しかったですし、一番遊べたというかいろいろなパターンを試せたので、キキに最初からずっと惹かれていました」
――まさにキキとは相思相愛だったんですね。
「キキは喜びをパワーにして戦うんですが、一歩間違えるとサイコパスな印象になってしまうので、喜びをどこに向けるか、誰に向けるか、誰かを喜ばせるために戦うという目的をしっかりと毎回考えて演じるようにしています」
――演技の部分でのこだわりは?
「しゃべり方に独特な感じを出したいので、好きなものを目の前にしたときに声がついつい高くなってしまったり、早口になったり、うわの空で自分の世界に入ってしゃべったりとか…。キキはオタク気質なので、オタクを演じられている方の作品をいろいろ見て、話し方も研究しています」
――専門知識に精通していて科学にも明るいということで、セリフは難しいのでは?
「家でずっと唱えてます(笑)。専門用語や現実には存在しない言葉もたくさん出てくるんですが、自然に言えるようになるまでひたすら練習するしかないので、家でも道端でもブツブツ一人で唱えてますね」
――キキのキャラクターとご自身の性格で似ている部分と違う部分は?
「集中すると周りが見えなくなってしまうところは似ています。私も集中していたら気付くと朝になっていることもあるので。キキって本当に好きなことには一直線なので、興味ないことには全然無関心で。毎日エナジーバーで十分っていうぐらい食べることもどうでもよくなってしまうのですが、私は食べることが大好きなので、食への関心は全然違うなって思います(笑)」
――印象的なセリフも多いですね。「想像以上です!」とか流行りそうです。
「『想像以上です!』もいろんな言い方があって、『想像以上の以上の以上です!』とか、テンションによって言い方もニュアンスも違うので、今回はどういう『想像以上』なのかな?という風に楽しんでいただきたいなと思います」
――第3話では、バディのコト(高鳴寿/谷田ラナ)との登場シーンで、女子トークから入っていたのが新鮮でした。
「あそこはアドリブなんです。本読みの時には“アイスの話をしてください”っていうお題だったんですけど、現場行ったら“今日はアイスじゃなくて、夢の話にしてください”って急遽変更になって。ちょっとパニックになったんですけど、逆にそのほうがあまり決め過ぎずに“キキコト”らしく話せたので、それも監督の作戦だったのかなって。今後も多元地球Ι5109(イオタゴヒトマルキュウ)が舞台のシーンは“キキコト”のアドリブに注目してほしいです」
――キキコトの関係性は谷田さんと二人で作り上げているんですね。
「現場でも、移動中でも、楽屋でもずっと喋ってます。こんなこと話したら面白いかなとか、こんな動きをしたらより役が際立つよねとか。お互いの役を理解しているからこそ、いろんな意見も言い合えるし、いい関係だなって思います」
――特撮ヒーローで女性同士のバディというのがイマドキですね。
「キキはイマドキの女の子という要素が多いんです。ギャバリオントリガーに可愛いストラップが付いていたりして、そういうのってこれまでの作品ではあまり見たことがなかったので、すごく新しいなと思います。あとは鑑識課のセットにも可愛いキーホルダーがぶら下がってたり、ペアのぬいぐるみが置かれていたりして。キキはコトと二人で一つだとずっと思っているんだろうなというのが、セットからも感じ取れるんじゃないかなって思います」
――コトのほうがキキを見守るお姉さんのイメージですが、実際の二人の年齢では角さんが年上なんですよね。
「ラナちゃんは出会った時に私のことを年下だと思っていたらしいんです。ラナちゃんは大人っぽいし、私は幼く見られがちなので。でもスタッフさんからは、話すとやっぱり私のほうがお姉さんだねって言われます。ラナちゃんはたまに役の靴のままで楽屋に戻ってきちゃったりするので“靴履き替えた?”とか確認しちゃうんですよ(笑)。」
――登場回からアクションも特撮も盛りだくさんでしたが、撮影現場はいかがですか?
「ザ・特撮という定番のロケ地に行って“私、特撮に出てるんだ”って、すごく感激しました。やっぱり爆破シーンを実際に経験した時“テレビで観ていた場所に、今実際にいる!”って一番実感湧きました」
――実際、爆破シーンの撮影はどうでした?
「音がすごくて熱かったです! もう目の前が一瞬でオレンジの世界になって! 私は楽しくて大興奮しましたね。
――そして、蒸着してギャバン・ルミナスになりました! スーツアクターさんと一緒にキャラクターを作り上げていくのも初めての経験では?
「ギャバン・ルミナスのスーツアクターの酒井菜々子さんとは、普段から現場で一緒になると、こういう動きだともっとキキっぽいよね、ルミナスっぽいよねって話し合っているんです。蒸着のポーズも“ターンを入れてみるのはどうかな”って二人で考えました。優しくて話しやすい方ですし、心菜の菜と菜々子さんの菜が一緒なので、そんな共通点で盛り上がったりして、チームとしてもすごく良い現場になってると思います」
――でも本当なら素面でのアクションもやってみたいのでは?
「キキは知能と武器で戦うので、現場でコトや怜慈(弩城怜慈/長田光平)がアクションをしているのを見て、なんかいいなぁって陰で見守ったり。今後、アクションシーンとかあればいいなぁと思いながら(笑)」
――コトはすごくアクションシーンが多いですね。
「めっちゃカッコいいですよね! 元々アクションの経験はなかったらしいんですが、最近中国武術を始めたって聞いています。現場で苦戦しながらもひたすら練習しているので、やっぱり努力家で真面目な子だなーって私も刺激をもらっています。私が相手役を務めて二人で練習することもあります。蹴りはこうしたほうがいいかなーとか」
――キキコトのバディの活躍は今後も楽しみです。
「何故コトじゃなくて、キキがギャバンになったのか? とか、キキコトの過去もすごく気になると思いますし、今後もしかしたらそういう部分が描かれていくのかなと思って楽しみです」
――この作品に参加してみて新しい発見だったり、驚いたこととかは?
「アフレコには驚きました。アフレコは収録の現場で映像を見て、すぐに声を当てなくてはいけないので、瞬発力がすごく大事なんです。私は現場に入る前にいっぱい練習して作り上げていくタイプなので、最初はすごく苦戦しました。そのままではいけないと思って、自分のシーンがないときでも、ルミナスが戦っている時には見学して、その場で心の中でアフレコをしてみたり。
――ギャバン・インフィニティ/弩城怜慈役の長田光平さん、ギャバン・ブシドー/哀哭院刹那役の赤羽流河さんと一緒にインタビューを受けている公式の動画を見ましたが、とても仲が良さそうでした。
「皆さん本当に優しいんです。長田さんは一緒のシーンも多いのでよく話すんですけど、赤羽さんは住んでいる次元が違うので関わることがなく、あまり撮影で一緒になれないので、こんなふうに取材の時にお会いしてお話しています」
――オーディションの時には既に顔を合わせていたそうで。
「みんな印象的でしたし、オーディションの時から仕上がっていて、受かるだろうなと思っていた方が実際に受かっていました」
――番組を観た方の反響が楽しみですね。
「SNSの感想を見ていると、“ギャバい”とか“エモルギア”とか、番組を観ているからこそ言える言葉をたくさん使ってくださっていて。『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』が視聴者の皆さんの身近な存在になっているのがすごく嬉しいです」
――これからおもちゃやグッズもお店に並びます。
「最近、ついついおもちゃ売り場を覗いちゃうんです。ギャバリオントリガーで遊んでいる子どもを見たりすると実感が湧いてきてます。いつか街中で“キキだ!”とか“ルミナスだ!”とか言われたいなぁって思いながら過ごしています(笑)」
――キキは感情表現も豊かで親しみやすいキャラクターなので、子どもたちからも人気が出そうですね。以前角さんは“これまで感情的になる役が多くなかったので、感情の起伏を表現できるように演技の幅を広げたい”とおっしゃっていました。
「キキを演じていると今までしたことがない表情も出していますし、わーっ!て驚くときも、子どもたちが観ているので分かりやすく伝わるように演じることを心がけています。
――本作は役者として新しい挑戦が多い現場のようですね。
「アクションもアフレコも初めてのことだらけで。シリアスなシーンもあれば、コミカルなシーンもあって、いろいろなことを学べる現場なので、1日1日を大切にしながら撮影現場に来たいと思っています」
――エンディングではダンスにも挑戦しています。
「小学校の頃に4年間ジャズダンス習っていたので、ダンスはあまり苦戦しませんでした。以前アイドル役のオーディションを受けたことがあって、アイドルの仕草や踊っている時の表情もすごく研究していたんです。そのオーディションは受からなかったんですが、今回その経験を活かしてキキらしく踊ることを意識したら、スタッフさんからも褒めていただきました。あの時は“頑張ったのに悔しい”と思っていたんですが、努力したことを活かすことができて、今後頑張っていく上での勇気や自信に繋がりました」
――蒸着シーンではギャバン・ルミナスのテーマソングがかかりましたが、今後もしかしたらキキコトでキャラソンを歌う可能性もあるのでは?
「歌はあまり自信ないんですけど、コト役のラナちゃんとはカラオケにも一緒に行くくらい仲が良いですし、お互いの歌は聞いているので、2人なら歌えるかなと思います」
――では『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』の見どころをお願いします。
「キキコトがいる次元ではキキコトのコンビだからこそできる絆を使った戦術や、ルミナスの重武装を使った攻撃があったり、それぞれの次元で戦い方が全然違うんです。3人のギャバンはそれぞれが異なる感情で戦っていて、その感情はどこから来ているのかという背景もありますし、毎話舞台となる次元も変わっていくので、新鮮な気持ちで楽しんでいただけると思います。ぜひ最後まで観ていただいて、みんなの話題になるような作品になったらいいなって思ってます」
――最後に観てくださっている方々に向けてメッセージをお願いします。
「たくさんの反響をいただいていることがすごく嬉しいので、これからも多くの方から愛される作品になってほしいと思っています。
■角心菜(すみ・ここな)
2006年5月4日生まれ、大阪府出身
身長:155cm
趣味・特技:読書、料理、ウクレレ
アクション、空手(6年間・黒帯)、ジャズダンス(4年間)、ドラム
芸歴:5歳からモデルとして活動し、14歳から女優デビュー。。2022年に『ブルーを笑えるその日まで』で映画初主演。主な出演作はテレビドラマ『アリスさんちの囲炉裏端』『俺たちバッドバーバーズ』、映画『僕の中に咲く花火』など。
■『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』(テレビ朝日系 毎週日曜午前9時30分)
宇宙は1つではない。いくつも重なる多元宇宙には、地球とそっくりな別の地球がある――。宇宙共生時代をむかえた「多元地球A0073」では、エネルギー生命体「エモルギー」を悪用した犯罪が次から次へと起きている。銀河連邦警察捜査官の弩城怜慈は、宇宙で1人だけ「宇宙刑事ギャバン」を名乗ることができるギャバン・インフィニティだが、窓際部署である資料課にいる。その真の目的は次元を超えてエモルギー犯罪を捜査すること。怜慈はエモルギー犯罪を追ってさまざまな次元に駆け付け、それぞれの次元のギャバンと出会い、協力して捜査に当たる。蒸着!宇宙刑事ギャバンたちが宇宙を超えて悪と戦う!
■ギャバン・ルミナス/祝喜輝(イワイ・キキ)
多元地球 Ι5109における唯一の「宇宙刑事ギャバン」。銀河連邦警察・鑑識課所属。卓越した推理力と分析力を持ち、エモルギーに関する専門知識にも精通しており、エモルギアと会話することができる。科学に明るいオタク気質でもあり、興味を持った対象には「想像以上です!」 と一直線にのめり込んでしまう。相棒である寿からは「キキ」と呼ばれており、実践派の寿にリードされながら、数々の事案を解決していく。

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