炭酸飲料の新商品『ギルティ炭酸 NOPE』(600mlペットボトル・336キロカロリー/税別200円)がサントリー食品から3月24日に発売される。本日、戦略説明&新TV-CM発表会が行われ、商品の開発背景や味わいの特徴が紹介された。


■”欲望のまま楽しむ“飲料 ストレス社会の一人時間に寄り添う「新たな挑戦」

 同社によると、炭酸飲料市場はミネラルウォーターなどと並ぶ大きなカテゴリーでありながら近年は成長が停滞しているという。既存ブランドの新商品ではなく、新たにブランドを立ち上げるハードルは高い。しかし同社は、“新たな需要”として、特に20代~30代の若年層が炭酸飲料をストレス解消の手段として選ぶ傾向があることに着目し、“ストレスを溶かす飲料”という視点で新ブランドを立ち上げた。同社SBFジャパン常務執行役員の佐藤晃世氏は、「新たな挑戦で需要を創造し、この炭酸飲料市場を活性化したい」と説明した。

 開発にあたって着目した点について、同社ブランドマーケティング本部の大槻拓海氏は、「コロナ渦から20代、30代を中心に加速しているストレス社会に着目した。日中は職場、夜はSNSを通じて常に人とつながる環境にあり、対人関係によるストレスが大きい」と述べた。また飲み会やカラオケなどで発散する従来型のストレス解消だけでなく、自宅で1人の時間を過ごすスタイルが広がっており、そうした時間に寄り添う飲料として、「欲望のままに楽しむ、病みつきギルティ炭酸」というコンセプトを掲げたという。

 近年ヘルスケアフード市場が拡大し、健康や美容への感度が高まる一方ではあるが、大槻氏によると「対極にあるギルティフード市場も直近5年で大きく伸長している」という。「普段は健康や人間関係を気にして生活している現代人が、動画やゲームを見ながらダラダラしたり、ギルティフードを食べたりというシーンに入っていくことを想定しています」

■一般的な炭酸よりも”甘く” 停滞する炭酸市場で新ブランド「活性化目指し力を注ぐ」

 味わいの特徴は、一般的な炭酸飲料より高い糖度設計にある。同社商品開発部竹下侑里氏は「糖度の指標であるBrix値が一般的な炭酸飲料よりも高い13.3になるように設計した」と説明。さらに甘味・酸味だけでなく旨味や塩味、苦味など複雑な要素を組み合わせ、99種類以上のフレーバーを独自にブレンドすることで、やみつきになる香りや味を生み出しているという。

 同社として、『ギルティ炭酸 NOPE』をどのように位置づけるかという質問に対し、佐藤氏は「注力商品はほかにもあるが、ブランド傘下で新商品を発売してきた。
今回は新ブランドとして、炭酸飲料市場の活性化を目指し力を注いでいく」と強調した。

 イベントでは、同商品のCM上映と俳優の生田斗真、鈴鹿央士、お笑いコンビ・マテンロウのアントニーによるトークセッションが行われ、商品体験のコーナーでは、3人は合わせて味わいたい背徳感たっぷりな食事を想像しながら、同商品に舌鼓を打った。
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