岡藤氏は2010年の社長就任以来、伊藤忠の業績を急成長させた立役者。
金原氏とヒャダインが並び立った、新しい「カンブリア宮殿」のメインビジュアルも完成。「古代遺跡をイメージした新しい宮殿にゲストをお招きする」というコンセプトで制作された。
番組のスタジオセットやキャラクターもリニューアルする。20年にわたって築いてきた、「大人のための経済トークショー」という番組の根幹は不変ながら、新たな時代に向けて挑戦し、進化していく。
コンセプトデザインは、映画『国宝』美術監督の種田陽平氏が担当。同番組には2006年の番組立ち上げからずっと携わり、スタジオセットの世界観を創ってきた。5代目のセットとなる今回も担当。番組リニューアルに合わせ、原点回帰するという意味を込めて、初期の遺跡のような空間が完成した。
番組キャラクター「アノマロカリス」のデザインも一新。アノマロカリスは番組名にちなんで作られたキャラクターで、2006年の番組スタートからシンボルとして活躍してきた。
キャラクターデザインは、女子美術大学芸術学部デザイン・工芸学科ヴィジュアルデザイン専攻卒業の西村友希氏(クリーク・アンド・リバー社所属)が手掛けた。
■種田陽平氏 コメント
テレビ番組のトークセットという空間は、トークが親密に行われることに主題が置かれ、室内のセットであることが一般的だと思います。しかし、20年前の初代セットは「遺跡で対話する」というコンセプトで当時としては異例でした。今回、リニューアルされたセットも、閉ざされた室内の静けさではなく、時間を超え開かれて存在する空間を意識させる「遺跡の宮殿」となりました。新たなMCを迎え、ゲストと共に刺激的なトークが展開されることを期待しています。
■西村友希氏 コメント
アノマロカリスの独特のフォルムを浮遊感のある曲線で表現しました。ロゴと調和するカラーリングと壁画のような質感にこだわっています。これから長く愛していただけるとうれしいです。
■チーフプロデューサー・小林史憲氏(テレビ東京報道局)コメント
「カンブリア宮殿」のリニューアルにあたり、何を守り、何を変えるか、熟慮を重ねてきました。20年かけて番組を熟成させてくださった、村上龍さんと小池栄子さんへのリスペクトがあります。番組を見続けてくださった視聴者の方々の期待を裏切りたくないという思いもあります。「大人のための経済トークショー」として大事な根幹を守りながら、新しく挑戦し、進化する姿も見せたい。そんな思いを、新しいメインビジュアルに込めました。初期のセットをオマージュした遺跡空間に、新MCの金原ひとみさんとヒャダインさんが立ち、未来を見据えています。そのセットのコンセプトデザインは、引き続き種田陽平さんに依頼しました。「カンブリア宮殿」の世界観を守りながら、オープンな空間にすることで新しい風や光を感じられるようなデザインです。新アノマロカリスのデザインはクリエイターの西村友希さんに依頼しました。遺跡空間やタイトルロゴと調和する色・質感で、「カンブリア宮殿」に溶け込みながら、未来に向けて動き出すイメージです。そして、初回のゲストとして、経済界の重鎮にオファーしました。「ブレずに経済トークショーをやっていく」というメッセージを込めたつもりです。

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