SixTONES史上最多となる全国11都市50公演をめぐる今回のツアーは、2023年『慣声の法則』以来、3年ぶりのアリーナツアー。ベストアルバム『MILE SixTONES -Best Tracks-』と同名のタイトルが掲げられ、26年1月22日にデビュー6周年を迎えたSixTONESのこれまでの“軌跡”と、未来へと続く“道しるべ”が表現されている。
ライブは、上空8メートルから火花を散らしながらゴンドラで登場する印象的な演出で幕を開けた。デビュー曲「Imitation Rain」を皮切りに、ベストアルバム『MILE SixTONES -Best Tracks-』に収録されたシングル曲を次々と披露。「わたし」ではミュージックビデオを想起させる演出も取り入れられ、ドラマや映画、舞台などで活躍するメンバーそれぞれの表現力が随所に生かされていた。歌声に込められた感情が、楽曲ごとに異なる表情を生み出していた。
タイトル曲以外にも人気楽曲が並び、中でも「NEW WORLD」は印象的だった。仲間とともに未来へ進む決意を描いた楽曲は、爽やかさと疾走感を併せ持ち、6人それぞれの個性が重なり合うことで、厚みのあるサウンドを響かせていた。
さらに、ベストアルバムに収録されたジュニア時代の代表曲や先輩のカバー曲も披露。当時のパフォーマンスを踏襲しつつも、現在のSixTONESとしての深みが加わり、より説得力のあるステージへと昇華されていた。京本が「ファンサされちゃった。バキューンって」と語る場面もあり、客席の熱量も高いままライブは進行。
18日発売の最新両A面シングル「一秒/Rebellion」もパフォーマンス。ジェシーが出演する日本テレビ系日曜ドラマ『パンチドランク・ウーマン -脱獄まであと××日-』のオープニングテーマ「Rebellion」では、SixTONESらしいワイルドでクールな魅力を発揮。一方、日本テレビ系2026アスリート応援ソング「一秒」では、寄り添うような力強さとともに前へ進むエネルギーを届けた。最後に6人の声が重なる場面は、楽曲のメッセージを象徴する印象的なシーンとなっていた。
MCでは、今秋に自身初となるスタジアムツアーの開催を発表。会場からは大きな歓声が上がり、高地も「1年間ライブ尽くしでございます!」と応え、喜びを共有した。詳細は後日発表予定だが、東京・味の素スタジアム、大阪・ヤンマースタジアム長居、神奈川・日産スタジアムの3会場での開催が予定されている。
“誰一人置いていかない”という姿勢は、演出面にも表れていた。花道や外周を駆け巡るだけでなく、“6”をかたどった高さ13メートルの巨大ムービング「Mother 6」や、“6”をデザインしたトロッコ「Baby 6」などを活用し、会場全体を使ったパフォーマンスで観客との距離を縮めた。本編のラストでは、ジェシーが「今後もいろんな景色を6人と見ましょう」と呼びかけ、これからの未来を重ねる締めくくりとなった。
この日の公演は、福岡、宮城、愛知、千葉、大阪に続く6都市目。


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