小説家の綾辻行人氏が3日、自身のXを更新。『続・十角館の殺人』『十角館の再訪』という、自身が作家デビューを果たした『十角館の殺人』と関連があることを伺わせるタイトルでAmazonのKindleにて無断で売られていることを受け、注意喚起した。


 綾辻氏は「AmazonのKindleで『続・十角館の殺人』『十角館の再訪』という作品が「阿津川」という著者名で売られていますが、綾辻はまったく関知しておらず、驚きました。誰かが生成AIで勝手に作ったもののようです。ご注意ください。『十角館の殺人』の版元に伝えて対処中です」と報告。

 実際に売られている作品の書影もアップし「こんな書影までAIで作って。喜国雅彦さんの絵のパクリもいいところ。呆れます」と憤りを隠せなかった。

■綾辻行人
1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院修了。'87年に『十角館の殺人』で作家デビュー、“新本格ムーブメント”の嚆矢となる。'92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。『水車館の殺人』『びっくり館の殺人』など、“館シリーズ”と呼ばれる一連の長編は現代本格ミステリを牽引する人気シリーズとなった。
ほかに『殺人鬼』『霧越邸殺人事件』『眼球綺譚』『最後の記憶』『深泥丘奇談』『Another』などがある。2004年には2600枚を超える大作『暗黒館の殺人』を発表。デビュー30周年を迎えた'17年には『人間じゃない 綾辻行人未収録作品集』が講談社より刊行された。'19年、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
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