サンリオの創業60周年を記念して、2021年より日本各地を巡回してきた「サンリオ展」が、新たなコンテンツを携えてさらにパワーアップし、東京・六本木へと帰ってきた。「サンリオ展 FINAL ver. ニッポンのカワイイ文化60年史」は、きょう9日から6月21日まで、六本木ヒルズ森タワー52階にある「森アーツセンターギャラリー」にて開催。
サンリオの60年を超える歴史を辿ると同時に、「カワイイ」文化がどう成長していったか。その裏にある「サンリオの想い」を貴重なデザインや商品とともに、深く解説していく展覧会となっている。

 入場すると、オリジナルキャラクターが生まれるまでの過程を知ることができる。海外キャラクターとサンリオの意外な関係も明かされており、『いちご新聞』第一号の表紙が「スヌーピー」である理由も紹介。“カワイイのはじまり”と挑戦を学べる。

 次のコーナーには、1977年発売の『いちご新聞』に掲載された「パティ&ジミー」の誕生秘話が。そのほかにも、ハローキティをはじめ、マイメロディやリトルツインスターズなど、いまも愛されているキャラクターが1970年に誕生しており、その背景を知ることができる。昔のデザイン制作室を再現した、メルヘンな空間もあり、リトルツインスターズとともに写真撮影を楽しめる。

 次は、誕生してから50年以上愛され続けている、「ハローキティ」の人気のヒミツを明かすコーナーに進む。センターには、米国サンリオのハローキティ誕生35周年記念イベントで、レディー・ガガが着用したドレスのレプリカが展示されており、迫力たっぷり。

 初期のデザインから、懐かしの“平成”デザイン、キラキラとした目がかわいい、50周年記念デザインの「The Future in Our Eyes」シリーズなどのビジュアルが展示されている。ハローキティの“第一号商品”はなんとプチパース。
1996年に大ヒットしたピンクキルトシリーズとともに、“平成レトロ”が流行している現在、心がくすぐられるアイテムだ。

 サンリオが“カワイイ”を作り上げていく工夫を知ることができるコーナーでは、ショップのディスプレイ作りへのこだわりや、2つのテーマパークへの想いなどを紹介。ショップで購入するとおまけでもらえる「プレミアムマスコット」も展示されており、自分がもらったことがあるものを探してみるのも楽しい。

 サンリオは東京都・多摩市に「サンリオピューロランド」を、大分県・速見郡日出町に「ハーモニーランド」をオープン。貴重な初期企画書や当初のイメージイラストを見ることができる。また、ショップの直営第一号店「新宿ギフトゲート」の写真や、1987年の「銀座サンリオギャラリー」を再現した模型も。『いちご新聞』のコーナーでは、歴代の表紙と付録がずらり。いちごの王さまからのメッセージ原稿も飾られている。

 さらに進むと、ハローキティはじめ、ポムポムプリンやシナモロールなど代表的なキャラクターの大きなパネルが。プロフィールや誕生秘話、開発時のラフチケッチなどが展示されており、ファン必見のコーナーとなっている。ビッグサイズのハローキティ、マイメロディ、クロミのオブジェもあり、まさに“カワイイ”が溢れる空間に。

 最後のコーナーでは、きょう投票が始まった「2026年サンリオキャラクター大賞」の特別展示が行われており、昨年1位に輝いたポムポムプリンが賞状を持って笑顔で登場。
その周りにはサンリオキャラクターズにまつわるクイズ100問を楽しめる空間が広がっている。ルーレットで「今日のあなたにぴったりのキャラ」を紹介してくれるゲームもあり、新たなキャラクターとの出会いを果たすことも。

 展示を抜けると、グッズ売り場が登場し、ここでしか買えないグッズも買うことができる。また、森アーツセンターギャラリーに併設されている「THE SUN & THE MOON(Cafe)」では、コラボメニューが登場しており、選りすぐりのキャラクターをモチーフにしたメニューを展開。半熟卵で作られたポムポムプリンがかわいらしい『ポムポムプリンのカルボナーラうどん』やハローキティのポテトサラダが添えられた『ハローキティのバーガー』など、キュートなメニューを楽しめる。

 サンリオマニアにはたまらない空間となっており、そうではない人でも驚きや学びをたくさん得て、サンリオのトリコになってしまうこと間違いなし。“カワイイ”を全身で浴びて、サンリオの歴史を辿ることができる。

(C)2026 SANRIO CO., LTD. APPROVAL. NO. L660009
編集部おすすめ