乃木坂46に加入して5年目を迎え、14日に念願の1st写真集『エチュード』を発売する5期生・川崎桜(※崎=たつさき)。インタビューで川崎は、この写真集を経て、「迷いが消えた」と語る。
自身の中に生まれた変化や成長、そしてアイドルとしての葛藤と向き合ってきたこれまでを振り返る。そして、今は「グループを任せられるような存在になりたい」と、卒業コンサートが控えるキャプテン・梅澤美波への思いについても語ってくれた。

■「自分はアイドルに向いているのかな」葛藤を乗り越え見つけた自分の“言葉”

――川崎さんは乃木坂46に加入して5年。さまざまな経験を重ね、ご自身で成長を感じる部分はありますか?

【川崎】自分では「すごく大人になったな」という実感はあまりなかったんですけど、同じ雑誌に出させていただいた時に、昔から一緒に撮影してくださっているスタッフさんに「すごい大人になったね」と言っていただくことが多くて。自分では気づかないうちに、少しずつ変わっているんだなと最近感じています。

――加入から5年という節目で発売するこの写真集を経て、改めて心境の変化はありましたか?

【川崎】私も、この写真集が私の一つの転機になったらいいなと思って撮影に臨みました。そして今振り返ると、この旅を通して、自分の中にあった迷いがなくなったなと思います。これまで「自分はアイドルに向いているのかな」と考えてしまうこともあったんですけど、写真集がきっかけで、自分は表現することがすごく好きなんだと気づけて。その迷いが消えたことが、一番大きかったです。

――以前はどんなことに悩んでいたんですか?

【川崎】日々活動する中で、周りのメンバーと比べて「自分が突出して持っているものって何だろう」と考えることが多かったです。話すのが上手だったり、歌やダンスが得意だったり、人間力にあふれるメンバーがたくさんいる中で、それでも私を見つけて応援してくださる方がいる…。「自分にしかないものって何だろう」とずっと考えていました。


――写真集を通して、自分の中で何か答えが見つかった?

【川崎】写真もそうですし、ライブのパフォーマンスとも同時に向き合ったのがこの時期でした。私はあまり話すことが得意ではないので、自分にとっての「言葉」を見つけたいと思っていたんですけど、写真は私にとって「言葉」のように伝えられるものだと思えたし、パフォーマンスも自分にとっては「言葉」なんだって。ファンの方からも「夏のパフォーマンスを見て好きになった」と言っていただいたり、「気持ちが届いた」と言ってもらえるたりすることが多くて、初めて自分の思いが届いていると実感できたのがうれしかったです。

■卒業控える梅澤美波へ誓う決意 涙した舞台裏で救われた経験も「ずっと見ていてくれたんだな」

――これから、東京ドームでの3DAYSもありますが、最終日には梅澤美波さんの卒業コンサートが控えています。迷いが無くなったという川崎さんですが、キャプテンにどんな姿を見せたいですか?

【川崎】梅澤さんには本当に助けていただくことが多くて。私たち5期生はまだ後輩ですが、これからの乃木坂46を安心して任せてもらえるような姿を見せたいです。寂しいですが、最後は心残りなく、笑顔で卒業してほしいので。

――梅澤さんとの思い出はありますか?

【川崎】『のぎ鍋』という番組で、梅澤さんが話したい相手として選んでくださって、そこで1~2時間くらいじっくりお話しする機会がありました。それがすごく自分の中で大きかったです。それまであまり1対1で話すことはなかったんですけど、その時にかけてくださる言葉が「ずっと見ていてくれたんだな」と感じるものばかりで。昨年の夏のツアーでも、私が泣いてしまった時に、本番前であまり人に見られたくなかったんですけど、梅澤さんが無言で頭をなでてくれたり、背中を叩いてくれたりして。その存在に何度も救われました。
梅澤さんがいたからこそ出られた公演もたくさんあって、昨年の夏を乗り越えられたのは梅澤さんのおかげだと思っています。だからこそ、今度は私が笑顔で送り出せるように頑張りたいです。

【プロフィール】
川崎桜(かわさき・さくら/※崎=たつさき)2003年4月17日/神奈川県出身
22年、5期生として乃木坂46に加入。22年12月7日、乃木坂46の31stシングル「ここにはないもの」に収録された5期生楽曲「17分間」でセンターを務める。23年3月には「世界フィギュアスケート選手権2023」(フジテレビ系)スペシャルサポーターに就任。23年3月29日、32ndシングル「人は夢を二度見る」で初の表題曲選抜入り。以降、連続して選抜メンバーとして活動。23年10月1日、NHKラジオ第1『らじらー!サンデー』第1・第3・第5日曜のレギュラーMCに就任。26年4月14日に1st写真集『エチュード』(新潮社)を発売する。
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