このアニメは11月21・22日に行われた『文京・早稲田 文豪ウィーク』のオープニングで上映されたオリジナルアニメ。それがつい最近になってWeb上でひっそり公開され、めざといアニメファンの話題に上っていたようです。
作品はあくまでオリジナルとなっていますが、石川さん演じる「ワガハイ」が夏目漱石の『我が輩は猫である』にヒントを得ているようなので、時代は現代としつつも良い感じに独特の世界観になっています。冒頭シーンではワガハイが『我が輩は猫である』を、早見さん演じる「フィービー」が森鴎外の『舞姫』を読んでいます。 ちなみにワガハイと、フィービーはそれぞれ猫を擬人化したキャラクター。ストーリーでは、文学青年風のワガハイと、現代風のフィービーとの可愛い恋模様が描かれています。
時間は2分半と短いものですが、その中に2人の視点から描いた「文京編」と「早稲田編」がつめこまれています。そのため、見方によってはテレビアニメのPV的であり、思わず「本編は別にあるのかな?」という余韻を残しています。
ショートアニメ『君の棲む街 ~文京編/早稲田編~(文京・早稲田 文豪ウィーク)』は、2016年1月31日までの期間限定で公開中。
▼君の棲む街 ~文京編/早稲田編~(文京・早稲田 文豪ウィーク) https://youtu.be/Vwv9pn0eS98
※「吾輩は猫である風の猫擬人化アニメひっそり公開 めざといアニメファンが注目」はおたくま経済新聞で公開された投稿です