「ターゲット確認。風速3m、距離621。呼吸正常、視界良好。了解、初弾で仕留める」
感情を殺し、淡々とターゲットを狙い撃つ冷酷なスナイパーが仕事用に借りていそうな部屋が見つかりました。
Xユーザー「おかでん」さんが投稿した自室の写真が話題です。
フローリングの上に置かれた家具や日用品は必要最低限のものしかありません。シュラフとアウトドア用チェア、ノートPCと各種充電器、そしてバイポッドで固定されたライフル。見るからにその道の人が暮らしていそうな部屋です。

何を隠そうおかでんさんは戦場帰りのスナイパー……ではなく、サバゲーを嗜む一般人。床に置かれたライフルも当たり前ですがエアガンです。
いったいどうしてこんな殺伐とした部屋に暮らしているのでしょう。ご本人にうかがってみると「引越ししたてなのでカーテンもなく、このような状態です」とのこと。どうやら住みたてほやほやで、家具や寝具が揃っていない状態のようです。
一見すると仕事道具っぽいエアガンも、今回たまたま外に出ていただけ。触るとき以外は通常、ガンケースの中にあるといいます。
現在の部屋についておかでんさんは「もともと煎餅布団で寝ていたので、寝具は寝袋で十分だと思い、こうなっています」と話し、平日は仕事から帰って寝るだけの暮らしということもあり、特に不満は感じていないそう。
むしろ掃除がしやすいところが便利で、心なしかスッキリした気持ちで過ごせているのだとか。スナイパーはやはり、雑念があると仕事に支障をきたすでしょうしね。
おかでんさんの家にある家具は現時点では冷蔵庫のみ。ご本人的には電子レンジも欲しいようですが、それよりも先に期待するのはネットの開通。なぜなら「通信制限のせいでターゲットの情報も届かない」からだそう。……あれ?
今回「スナイパーの仕事部屋」として反響を呼んだおかでんさんの投稿。しかし「スナイパーとして設定の詰めが甘い旨のコメントをいくつかいただきました」と話します。Xにはどうやら野良の本職が紛れ込んでいるようです。怖い。
おかでんさんは「窓の高さの机があればなお良かったかもしれません」と少し反省されていますが、必要ないので買うつもりはないそう。
そのほか「カーテンを付けた方がいい」と指摘には「早く届いて欲しい」、銃がスナイパーライフルでないことについては「サバゲーマーとしては前衛アタッカーなので」、「双眼鏡があるとより雰囲気が出る」とのアドバイスには「本当に犯罪っぽくなりそうなので買わないでおきます」と話しています。
最後に念の為「本当にプロのスナイパーではないですよね?」と聞いてみましたが、「ただの一般人です。不意に背中に立たれても殺したりはしません」と答えてくれました。
しかしまあ、おかでんさんが本物だったとしても、同じ答えになるでしょうね。
家具買わずにキャンプ道具で過ごしてる+エアガン置いてるからスナイパーの仕事現場みたいな家になってる pic.twitter.com/JSSa3Du7qa
— おかでん (@D17421958) May 2, 2025
<記事化協力>
「おかでん」さん(@D17421958)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025050601.html