任天堂の最新情報を毎日配信するアプリ「Nintendo Today!」にて5月13日、Nintendo Switch2の新機能が発表されました。
今回明らかになったのは、「バッテリーの充電を約90%で停止する機能」の搭載です。
一見すると「なぜ90%で止めるのか?」と疑問に思うかもしれませんが、これはバッテリーの劣化を抑え、長持ちさせるための機能です。
Switchをはじめとする多くのデバイスに使われているリチウムイオンバッテリーは、100%まで充電すると劣化が進みやすい特性があります。そのため、フル充電を避けることで、バッテリーの寿命を延ばすことができるのです。

なお、この機能は初期設定ではオフになっており、ユーザー自身で設定する必要があるようです。
任天堂が公開した動画によれば、本体メニューの「設定」から「本体」に進み、「バッテリーの充電を90%で停止」をオンにすることで設定。その後充電を行うと、88%で充電が停止する様子も確認できます。


Switch2のバッテリー容量は5220mAhと、現行のSwitchよりも大きくなっているものの、CPUやGPUの性能向上により、バッテリーの持続時間は「約2時間~6.5時間」と発表されるなど、現行モデルの「約4.5時間~約9時間」よりも遊べる時間が短くなることが、懸念点として挙げられていました。
これに加えてフル充電を繰り返すことで劣化が進み、さらに稼働時間が短くなってしまうことを防ぐための機能が、今回搭載される「バッテリーの充電を90%で停止」機能。
もちろん、この機能を使えば、1回の充電で遊べる時間は若干短くなります。そのため、利用するかどうかはプレイスタイルや使用頻度に応じて判断することになりますが、長期的に見れば設定しておいた方が良い機能かもしれません。
<参考・引用>
Nintendo Today!ニュース「バッテリーの充電設定」
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025051305.html