栄養管理アプリ「あすけん」を運営する株式会社askenは5月22日、公式X(旧Twitter)アカウントを通じて、「二郎バグ」とよばれる現象について説明し、あわせて見直し対応の実施を発表した。
「二郎バグ」とは、二郎系ラーメンを記録した際、本来は高カロリーであるにもかかわらず、健康度スコアが高く出てしまう現象を指す。
運営側はこうした事態を受けてアプリ内の栄養計算の見直しを実施。現在では、ベーシックな二郎系ラーメンは1511kcal、トッピングやコールの内容によっては2000kcal程度で記録されるようになったという。その結果、以前のように健康度で高得点を取りづらくなった可能性があるとしている。
投稿には「ご期待に沿えず申し訳ございません」との文言も添えられており、あくまで正確な栄養管理を目的とした見直しであることを理解してほしいという意図がうかがえる。
さらにラーメンの記録時には、チャーシューや背油、替え玉などのトッピングの有無や、スープの摂取量も選べる仕様となっていることを紹介し、「食事内容に合わせて記録してみてくださいね」と呼びかけている。
今後もユーザーには、実際に食べた内容をできるだけ正確に記録してもらいたいというのが、あすけん側の方針のようだ。今回の告知は、そうした運営方針のもとで行われた調整であることがうかがえる。

<参考・引用>
あすけん公式X(@askenjp)