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 「ほんっとオタク親ってやつはよぉ……」そんな自虐気味な言葉とともにXへ投稿されたのは、色とりどりのビーズパーツがぎっしりと詰まったケースの写真。


 整然と並ぶキラキラ素材の数々は、ただの工作を越えて「収集の境地」に達しているようにも見えます。


■ 始まりは娘の「ブレスレット作りたい!」

 投稿を行ったのは、8歳の娘さんを育てるせつんさん。どうやら娘さんと一緒に始めたブレスレットづくりに、親のほうがどっぷりハマってしまったようで、気付けばこのような状況となっていたようです。そりゃオタクならこうなる……。


 ことの始まりは7月下旬。お友達のお子さんがブレスレットづくりを始めたのをきっかけに、娘さんから「私も作りたい!」とリクエストが寄せられたため、夏休みに入ったらたくさん作ろうと約束したそうです。その結果、夏休みが終わる頃には、母であるせつんさんの収集癖に火がついていました。


子どもとの遊びから始まった沼 ブレスレットづくりにオタク母が本気を出した結果
娘さんの作品


 普段から「鬼滅の刃」の雷兄弟(我妻善逸と獪岳)のファンで、グッズ収集も楽しんでいるというせつんさん。100円ショップや、通販サイトなどを駆使してパーツを揃えたとのことですが……いくら「気軽に買える」とはいえ、ここまで揃えればもう趣味の域を超えていると言っても過言ではないでしょう。

■ 「推し概念」ブレスレットも制作

 これまでに数々の作品を生み出してきたせつんさんですが、特にお気に入りは「推し概念」で作ったブレスレットとのこと。お気に入りキャラクターをイメージして色やパーツを選んだアクセサリーは、まさにオタクならではの愛の結晶です。


子どもとの遊びから始まった沼 ブレスレットづくりにオタク母が本気を出した結果
せつんさんが作った推し概念ブレスレット


 ここまで揃えば、今後もかなり長く楽しめそう。せつんさんは「今後もブレスレットを作ったり、他のアクセも作っていけたらいいなぁ~と密かに願っています」と語ります。

■ 親子の趣味として広がる世界

 子どもとの遊びがきっかけで始まったアクセサリーづくり。それが母にとっても新たな沼になり、親子で楽しめる趣味へと広がっていく。そんな素敵な連鎖に、多くのユーザーが「めちゃくちゃわかる」「なんなら親の方が集めるの楽しくなっちゃう」と共感の声を寄せています。


子どもとの遊びから始まった沼 ブレスレットづくりにオタク母が本気を出した結果
娘さんが作ったブレスレット


子どもとの遊びから始まった沼 ブレスレットづくりにオタク母が本気を出した結果
せつんさんが作ったブレスレット


 気づけば娘以上に夢中になってしまうのがオタク母の性。夏休みの取り組みが、親にとってのライフワークへと進化してしまうこともあるようです。


<記事化協力>
せつん@娘8歳。完全同居嫁。さん(@SetunaMatatabi)


(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025090208.html
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