サントリー食品インターナショナルが展開する缶コーヒーブランド「BOSS」が、国民的RPG「ドラゴンクエスト」シリーズとのコラボ商品「BOSS QUEST 辿り着いた深煎り」を発売しました。
これを記念して9月8日から、東京メトロ新宿駅メトロプロムナードにて「FC版『ドラゴンクエストIII』の世界を支える人、全員数えてみた」屋外広告が期間限定で掲出されています。
■ 担当者が60時間プレイで数えた583人
広告に並ぶのは、勇者の冒険を陰で支えてきたゲーム内の人々。
実はこれ、BOSS担当者が自らファミコン版「ドラクエIII」を約60時間かけてプレイし、会話が成立するキャラクターを一人ひとり数え上げたものです。その数、なんと583人(+パーティメンバー4人)。

■ 感謝の最初と最後は“母”と“父”
担当者は出会うたびに「ありがとう」と頭を下げ、最初の感謝は“母親”、最後は“父・オルテガ”だったというエピソードも心を打ちます。

映像化されたWEBムービーも同日公開されており、583回の「ありがとう」を実際に伝える姿を見ることができます。


■ 新宿・渋谷にユーモアあふれる広告展開
新宿駅では全長約15メートルの巨大広告が登場し、「世界を救ったのは勇者だけじゃない。働く人みんなだ」というメッセージを表現。
さらに渋谷センター街入口の自販機上には、商品開発に使われた“ベギラマ焙煎”にちなむ広告も掲出されています。「社員のMPをこめて、つくっています。」と語るユーモラスなキャッチも必見です。

■ “働く人の相棒”らしいリスペクト
今回のコラボ商品「BOSS QUEST 辿り着いた深煎り」は、“ベギラマ焙煎”と呼ばれる短時間×高温焙煎で仕上げた、力強い香りと深いコクが特徴の缶コーヒー。
パッケージには「ロトの血を引く者」「ローラ姫」「りゅうおう」などドラクエおなじみのキャラクターがデザインされ、ファン心をくすぐります。

BOSS担当者は「大好きな『ドラクエIII』を仕事としてプレイできるなんて感無量です。
勇者の活躍の裏には、見過ごされがちな人々の働きがあります。そんな“縁の下の力持ち”を称える今回の企画は、「働く人の相棒」BOSSらしいユーモアとリスペクトに満ちたコラボと言えるでしょう。屋外広告の掲出期間は9月14日までとなっています。
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025090802.html