ヤフーオークションにライディングデニムを出品した、Xユーザーの「甘党」さん。無事に落札され、商品発送の段階で宛名を確認すると、なんと相手は自分の父親でした。
ネットオークションで起こった親子のまさかの“遭遇”が、Xで6万件を超すいいねを集めています。
このほど甘党さんがXに投稿したのは、以下の文章。
ヤフオクの発送しようと思って宛先見たら親父が落札しててワロタ
自分の出品した商品の落札者が、なんと父親。日夜多くの取引がされているネットオークションの場で起こったまさかの遭遇に「これはウケるw」「めちゃくちゃ面白い」「ウロボロス界隈」といったコメントが寄せられ、6万件を超すいいねを集めています。
普段ネットオークションを利用しない筆者としては「そんなことある!?」と思う奇跡のような出来事ですが、意外と“あるある”のよう。
リプライ欄や引用リポスト欄には取引相手が「息子の親友だったことはある」「友達の弟だったことがある」「男友達だった」といったエピソードもかなりの数が寄せられていました。世間って意外と狭いんですね……。

■ 手渡し配送?
親子そろってバイクが趣味という甘党さん。「サイズも似通っていて好きなブランドも似ているのでいつか起きるかもな、と以前から思っていました」と話し、実際に取引相手がお父さんだと分かった瞬間には「ついに起きたな」と思ったそう。
「定形外郵便で発送だったのですが、発送する際の宛名書きをするまで何も確認していなかったので全く気付きませんでした」(甘党さん)
甘党さんが落札者の正体に気がついたとき、当のお父さんは在宅中。当時のやり取りは以下のようだったと教えてくれました。
甘党さん「ヤフオクでデニム買った?」
お父さん「ああ。同じ県からの出品やしもうすぐ届くと思うんやけどな」
甘党さん「はい」(梱包した袋を渡しながら)
何も知らないお父さんからしたら「なんでデニム買ったことを知ってるんだ?」「なんで息子が私の買ったデニムを持ってるんだ!?」と二重で驚きだったに違いありません。
その後、2人でゲラゲラ笑いあったという甘党さん親子。最終的には「大した金額の物でもなかったのでキャンセル処理をしてそのままプレゼントしました」と話しています。
終始ほっこりしかない親子の遭遇エピソードでした。
ヤフオクの発送しようと思って宛先見たら親父が落札しててワロタ
— 甘党 (@10ama10) September 16, 2025
<記事化協力>
「甘党」さん(@10ama10)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025091803.html