言葉を覚えた我が子が「ママ」「パパ」と呼びかけてくれるのは嬉しいもの。しかしよくよく聞いてみると何かがおかしい……そんな投稿がXで話題を集めています。
Xユーザーの「みっふぃ」さんがこのほど、2歳の我が子の発話について“まさかの事実”を投稿しました。
「娘が『ママ』と『パパ』を逆におぼえてる!」って夫がずっと言ってて、私は『ママ』って呼ばれてるから、(たまにパパのことママって呼んでるよね)くらいにしか思ってなかったんだけど、『目の前にいる人がママ』『そうじゃない方がパパ』と覚えてる事が判明wwwどうしてそう覚えたww
1年ほど前に喋り始めた、みっふぃさんの娘さん。最初に「パパ」という単語を覚え、後から対になる表現として「ママ」を理解したそう。しかしみっふぃさんいわく「喋り始めた1年前~半年前頃までは『パパ』と『ママ』の使い分けが明らかに出来ていませんでした」とのこと。
ショッピングモールで夫さんに雰囲気が似ている他人に「ママぁ」と駆け寄って手を繋ぐこともあったのだとか。

こういったエピソードが重なって違和感を覚えた夫さんは「『ママ』と『パパ』という単語を、大人とは違う法則で運用しているのではないか」と仮説を立て、数日間検証。冒頭の通りの結果を導き出したとのことです。
「ママ」「パパ」を普通名詞ではなく、まるで代名詞のように認識しているというまさかの結果に、投稿のコメント欄では「高度な脳の使い方をしているように思われます」「凄い!ヒトの言語獲得と論理的思考のメカニズムが垣間見える」「面白いですね」と、幼児の言語習得の奥深さに驚く声が続出。
みっふぃさん夫婦も結果がわかったときのことについて「逆に凄いな…と話し合いました笑 固有名詞じゃないんだ…と思って」と話しています。
ただ一方で「色々とお喋りできるようになってきたものの、言葉は通じるようであまり通じないので、こういった言葉の誤解があると訂正がとても大変そうです」と少し心配があるとも。
「ママ」「パパ」を代名詞的に運用しているのであれば、両親以外でも「ママ」「パパ」呼びになるのかが気になるところですが、みっふぃさんによれば、両親以外を「ママ」「パパ」と呼ぶことはないそう。赤の他人はもちろん、祖父母であってもそれは同様とのこと。
「祖父母や保育園の先生等は認識して『ジジ』『ババ』『せんせ』等と呼んでいますが、親と混同していることはなさそうで呼び間違えもないと思われます。逆に我々のことを『せんせ』等と呼ぶこともありません」(みっふぃさん)
検証後、みっふぃさん夫婦は「ママ」「パパ」の正しい意味を娘さんに教えようとしてみたそう。しかし「逆に混乱したようで、今は近くにいても私のことを『パパ』と呼んだりしています笑」とのことです
人が言葉を覚えていく過程の奥深さを感じるエピソードですね。
「娘が『ママ』と『パパ』を逆におぼえてる!」って夫がずっと言ってて、私は『ママ』って呼ばれてるから、(たまにパパのことママって呼んでるよね)くらいにしか思ってなかったんだけど、『目の前にいる人がママ』『そうじゃない方がパパ』と覚えてる事が判明wwwどうしてそう覚えたww
— みっふぃ☺︎1y (@emmi_tokyo11) September 17, 2025
<記事化協力>
「みっふぃ 1y」さん(@emmi_tokyo11)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025092406.html