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 世界に8万店以上の店舗が存在するセブン−イレブン。どの国や地域にあるかによって、店舗の様子は全く変わってくるでしょう。


 このほどタイと日本のセブン−イレブンの“違い”を比較した画像がXに投稿され、密かに注目を集めています。



 タイ・バンコク在住のXユーザー「TAKU@バンコク」(以下、TAKUさん)が投稿したのは、日本とタイのセブン−イレブンの店先の様子を写した画像。


 日本の方は多くの人が見慣れた、日本中どこに行ってもほぼ同じ光景であろう、いつものセブン。一方、タイのセブンの店先には……なんと犬がいます。


タイと日本のセブン−イレブン、店先に広がる“決定的な違い”が話題
日本のセブン


タイと日本のセブン−イレブン、店先に広がる“決定的な違い”が話題
タイのセブン


 リードに繋がれていない中型犬が2匹、「7-ELEVEN」のロゴが入った自動ドアの前にのんびり伏せてくつろいでいます。誰かの飼い犬?飼い主が買い物をしているのを待っている?


 TAKUさんによれば、この犬たちは誰かの飼い犬ではなく、野良犬。ただ店によっては店員や地域住民に受け入れられた「地域犬」というような扱いをされていることもあるそうです。


 タイ在住の日本の人たちは「セブン犬」と呼んでいるとのこと。


 彼らは人が近づいても基本的にどくことがないため、入店時には犬を避けて店に入る必要があるのだとか。それにしてもなぜこんなところに犬が……?


 「セブンの場合、自動ドアが開くと冷房の冷たい空気が流れてくるため、その前で涼んでいることが多いです」(TAKUさん)


 実はタイでは野良犬が道端やお店の前にいるのは日常的な光景。セブンに限らず寺院、市場、屋台街、ゴルフ場などいたるところで当たり前のように見かけるそうです。


 野良猫は見かけても野良犬は見かけない日本。珍しい光景に、現地を訪れた際はついつい「かわいい~」と近づいていきそうになりますが、それは少し危険な行動。


 犬たちが人に噛みついてくることは基本的にないそうですが、それでも野良犬なため狂犬病のリスクはゼロではありません。そのため不用意に触れたり近づいたりするのは避けた方がよいです。TAKUさんも「タイ人もあえて触れたりはしません」と話しています。


 ちなみに店先の光景以外でタイと日本のセブンで違うところがあるかどうかをうかがってみると「商品はタイ人向けが中心(ローカル食・飲料が多い)」「その場で作ってくれるホットサンド類が充実しています」といった違いを教えてくれました。


 日本ではホットスナックこそありますが、その場で調理してくれるというサービスは見かけません。タイを訪れた際には、店先の犬とともに楽しんでみたいですね。


<記事化協力>
TAKU@バンコク さん(@takum_bkk)


(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025111103.html
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