松山ケンイチ「誰も傷つけない悪口選手権」を開始 SNS時代に...の画像はこちら >>


 俳優の松山ケンイチさんが11月17日、自身のXアカウント「松山ケンイチ(@K_Matsuyama2023)」でユーモア企画「誰も傷つけない悪口選手権」をスタートさせ、大きな反響を呼んでいます。


 誹謗中傷が問題視されるSNS時代だからこそ、「誰も傷つけない悪口」という表現の可能性を探ろうとする試みで、投稿は公開から間もなく400万回以上の表示を記録しています。



 来年のNHKドラマ10「テミスの不確かな法廷」(2026年1月6日スタート)で裁判官役を演じている松山さんは「どうもこんにちは裁判官を日々演じているちょびっと法律家松山です」と切り出し、SNSの投稿内容によっては名誉毀損罪や侮辱罪、信用毀損罪・業務妨害罪などの法律に触れる可能性があると説明。


 そのうえで、誰も傷つけず、どの法律にも抵触せず、それでも笑える“悪口”を生み出す人を称える神選手権を開催したいと呼びかけました。


 「一発目の悪口は僕から行きますね」として披露したのは「存在がポン酢」というフレーズ。対象が存在しない比喩のため誰も傷つかず、独特の柔らかいユーモアだけが残る言い回しが注目を集めています。


 参加にあたっては、実在人物を特定できる情報を載せないこと、属性への揶揄をしないこと、過度な性的表現を避けることなどをルールとして提示。

【投稿ルール】
1.実在の特定人物を指さない(名前・写真・ID・職場の手がかりを載せない)


2.グループ/属性(人種・国籍・障害・未成年等)を揶揄しない


3.過度な性的表現は避ける(性的下品さは炎上・規約違反の元)

 続く投稿では「週一で優秀作品発表、月一で最優秀作品を全員でアンケートを取って決める予定です素晴らしい悪口あったらいいねしてくださいね指標になりますから」と企画の運営方針にも触れ、ユーザーの参加を促しています。


 SNS上では、ドラマへの期待と、今回の「誰も傷つけない悪口」企画のユーモラスな空気が同時に広がり、松山さんの発信から生まれた緩やかな参加型ムーブメントを楽しむ声が相次いでいます。ユーモアを介したコミュニケーションのあり方を考えるきっかけとしても注目が集まりそうです。


<参考・引用>
松山ケンイチさん公式X(@K_Matsuyama2023)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025111805.html
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