「ふと猫を見たらガンダムSEEDのOPが始まってました」というつぶやきと共にXに投稿された1枚の写真。写っているのは、2匹の猫ちゃんです。左側には強い眼差しで遠くを見つめるサビ猫さん、右側には少し憂いを帯びた表情で反対側を向くシャム猫さんが、絶妙な距離感で背中合わせに佇んでいます。
この構図、たしかに「ガンダムSEED」のオープニング映像などで描かれる、主人公キラ・ヤマトと親友アスラン・ザラのすれ違いや葛藤を表現したあのシーンそのもの!背景に宇宙(そら)が見えてきそうなほどの完成度です。
■ 飼い主さん本人も「キラとアスラン」を想像
今回、見事な演技(?)を見せてくれたのは、サビ猫の「サラミ」ちゃんと、シャム猫の「ナッツ」くん。
当時の状況について飼い主さんに聞くと、「ふと猫を見た時に猫達がガンダムSEED構図だったので、これは急いで写真を撮らなければと撮影しました」とのこと。飼い主さんも当時アニメを見ていたそうで、やはり想像していたのは「キラとアスラン」だったといいます。
作中のキラとアスランは幼なじみでありながら敵同士という過酷な運命に翻弄されますが、サラミちゃんとナッツくんの関係は至って平和。お迎え当初こそ威嚇があったものの、今はくっついて寝るほど仲良くなったそうです。この背中合わせのポーズも、お互いに背中を預けられる信頼関係があってこそなのかもしれません。
投稿には「完全にSEED」「脳内で曲が流れた」といった共感の声が多数寄せられただけでなく、10万件近くのいいねがつくなど、猫ファンとガンダムファンから大きな注目を集めました。この反響には飼い主さんも「投稿時には正直このネタが伝わるかな?っと思っていましたが、想定よりもずっと大きな反響で正直びっくりしています」と驚きを隠せないようでした。
■ 保護猫カフェ出身の2匹 ナッツくんは難病を克服した過去も
サラミちゃんは元野良猫で、他の猫が近づくとずっと睨みつけるほど気が強い一面がある一方、飼い主さんのことは親だと思っているのか、ずっと後をついてくる甘えん坊な性格だそうです。写真の凛々しい表情は、彼女の強さの表れかもしれません。
一方のナッツくんは、非常に臆病な性格で、保護当時は物陰から一切出てこないほどだったとか。実はお迎えしてすぐに致死率が高いとされる「FIP(猫伝染性腹膜炎)」を発症しましたが、3か月に及ぶ投薬治療を乗り越え、見事完治したサバイバーです。「FIPが完治した猫を見るのは初めて」と獣医師に言われるほどの奇跡を起こした彼は、まさにガンダムパイロットのような生命力の持ち主と言えるでしょう。
今回の写真はまさに保護猫カフェ出身の2匹と飼い主さんの出会いから生まれた、一瞬のスペースオペラ。家族が紡ぐ物語はこれからもきっと穏やかに続いていくことでしょう。
ふと猫を見たらガンダムSEEDのOPが始まってました。 pic.twitter.com/GCHy7hjEEg
— サビ猫サラミ&シャム猫ナッツ (@sarami_0724) December 12, 2025
<記事化協力>
サビ猫サラミ&シャム猫ナッツ(@sarami_0724)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025121801.html
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