ロマン全振り「ハンマーヘッドシャークハンマー」発売 ただし…...の画像はこちら >>


 「ハンマーヘッドシャーク(シュモクザメ)」といえば、その名の通り、頭部がハンマーのような独特の形状をしているサメですが「あれ、本当にハンマーになるの?」という疑問を抱いた事がある人も多いのではないでしょうか。


 これを独自の精密鋳造技術で実現してしまったのが、広島県福山市の株式会社キャステム。

ハンマーヘッドシャークの姿をそのまま商品にした「ハンマーヘッドシャークハンマー」を12月19日より販売開始します。


■ 結論:釘は打てるが、使いやすさは……

 本商品は「見た目重視、使いやすさ無視」という潔いコンセプトで作られており、持ち手(サメの胴体部分)のフィット感は使い手次第というストロング仕様。「慣れてくると指がフィットする場所が必ず見つかるはず」とのことです。


 肝心の機能性については、検証の結果、頭がハンマーの形をしているため「釘はしっかり打てます」という結論に。ハンマーヘッドシャークで釘を打つ、というロマンは達成できるものの、人を選ぶハンマーと言えるかもしれません。


ロマン全振り「ハンマーヘッドシャークハンマー」発売 ただし……使いやすさは使い手次第
「ハンマーヘッドシャークハンマー」


ロマン全振り「ハンマーヘッドシャークハンマー」発売 ただし……使いやすさは使い手次第
「ハンマーヘッドシャークハンマー」

■ 実用性重視ならホオジロザメモチーフの「シャークヘッドハンマー」

 「サメは好きだけど、やっぱり使いやすさも大事にしたい」という方のために用意されたのが、もうひとつの新商品「シャークヘッドハンマー」。


 こちらはホオジロザメの頭部をハンマーヘッド化し、持ち手には木製の柄を採用。鋭い牙まで金属でリアルに再現されていますが、圧倒的な重量感と持ちやすさで「とにかく釘が打ちやすい」という優等生な仕上がりになっています。


ロマン全振り「ハンマーヘッドシャークハンマー」発売 ただし……使いやすさは使い手次第
「シャークヘッドハンマー」


ロマン全振り「ハンマーヘッドシャークハンマー」発売 ただし……使いやすさは使い手次第
「シャークヘッドハンマー」


 どちらも特に複雑な形状を金属でカタチにできる「ロストワックス製法」により、約1700度で金属を溶かして型に流し込んで製作されており、なおかつ丈夫で錆びにくいステンレス製のため、長く愛用することができるでしょう。


 双方ともに価格は各5500円(税込)で、「楽天市場」をはじめとする国内ECや、「ebay」などの越境ECで購入可能。DIYの相棒にネタとしての「ハンマーヘッド」を選ぶか、実力の「シャークヘッド」を選ぶか。サメ好きには究極の選択となりそうです。


ロマン全振り「ハンマーヘッドシャークハンマー」発売 ただし……使いやすさは使い手次第
あなたが選ぶハンマーは「面白さ重視?」それとも「使いやすさ重視?」

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025121807.html
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