昭和61年発行「御在位60年記念1万円銀貨」に偽造品 300...の画像はこちら >>


 財務省は12月25日、国内において偽造の疑いがある「天皇陛下御在位60年記念1万円銀貨幣」が発見されたと発表しました。


 独立行政法人造幣局が、偽造の疑いのある同貨幣300枚について鑑定を行ったところ、そのすべてが「偽造貨幣」であることが判明したとのことです。



 今回見つかった偽造貨幣には、本物(真貨)と比べていくつかの違いがあるといいます。具体的には「光沢がない」「全体的に白っぽい」「表面がザラついて見える」「直径がやや小さい」といった特徴が確認されているとのこと。特に見た目の「白っぽさ」や表面の質感の違いが顕著であるようです。


 財務省は、最近この貨幣を入手し、真偽に不安を感じる場合は、近くの警察または日本銀行まで知らせるよう呼びかけています。また、金融機関に対してもすでに当該偽造貨幣の特徴を周知し、警戒を強めているとのこと。


 「天皇陛下御在位60年記念1万円銀貨幣」は、1000万枚が発行された記念銀貨。一般家庭で保管されているケースも多い硬貨として知られていますが、ネットオークション等での取引の際は十分にご注意ください。


<参考・引用>
財務省(@MOF_Japan)


(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025122508.html
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