ChatGPTが「専属の健康アドバイザー」に 医療記録やアプ...の画像はこちら >>


 OpenAIは1月7日、ChatGPTの新機能として「ChatGPT Health(ChatGPT ヘルスケア)」を発表しました。


 これはChatGPT内に設けられる、健康に関する会話のための専用スペース。通常のチャットとは隔離された環境で、よりパーソナライズされた健康管理のサポートを受けることができるようになります。


■ 自身のパーソナルデータに基づいたアドバイス

 本機能の最大の特徴は、ユーザー自身の健康情報と連携できる点です。電子健康記録(EHR)や、iOSの「Apple ヘルスケア」、さらには「MyFitnessPal」「Function」といったウェルネスアプリに接続可能(※一部機能は米国のみ、またはiOS必須)とのこと。


 これにより、「最近のコレステロール値の推移はどう?」「来週の診察に向けて、最新の血液検査結果を要約して」「出産後に運動を再開したいが、どのように取り組めばよいか」といった質問に対し、一般論ではなく、自身のデータを踏まえた回答が提示されるとしています。


  複数の場所に分散して管理されがちな健康情報をChatGPTが整理し、状況把握や検討を支援する、そうした役割が想定されているようです。

■ 「学習には使用しない」徹底したプライバシー保護

 健康情報という極めてセンシティブなデータを扱うため、セキュリティ対策も強化されています。「ChatGPT Health」は独立したスペースとして設計されており、ここでの会話やデータは他のチャットとは分離して保存され、このスペースでの会話データはOpenAIのモデル学習には一切使用されません。


 開発にあたっては医師と連携しており、260人以上の医師からのフィードバックを反映。臨床基準に基づいた評価フレームワーク「HealthBench」も採用されているとのことです。ただし、あくまで「医療ケアを支援するためのツール」であり、診断や治療を行うものではなく、医師の代わりになるわけではない点には注意が必要です。

■ ウェイティングリスト登録受付中

 現在は少人数の初期ユーザーを対象に提供を開始しており、数週間以内にWeb版およびiOS版の全ユーザーへ拡大予定とのこと。いち早く体験したいユーザー向けに、公式サイトではウェイティングリスト(待機リスト)への登録受付が始まっています。


 「AIに健康相談」が当たり前になる未来が、もうそこまで来ているのかもしれません。


<参考・引用>
OpenAI(@OpenAI)
OpenAI公式HP「ChatGPT ヘルスケアが登場」


(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026010902.html
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