「MOTHER2」愛が詰まったジオラマに反響 発売当時の「1...の画像はこちら >>


 Xユーザー・のんちさんが投稿した「1994年風ミニチュア」。ブラウン管テレビに、古めかしい扇風機、テーブルに置かれた食べかけのスイカ……まるでアルバムの奥底から出てきた「実家の写真」を思い起こさせる仕上がりです。


 ただし、本作はただ懐かしいだけではありません。スーパーファミコンに差し込まれているのはRPG「MOTHER2」で、テレビには最序盤で戦うこととなる「スターマンのむすこ」との戦闘シーンが映し出されています。まさに、ゲームが発売された1994年夏の空気感を、そのまま閉じ込めたかのような仕上がりとなっています。



 きっと、買ってもらったばかりのソフトをワクワクしながら起動した直後なのでしょう。そのほかにも、部屋の中には「MOTHER」ファンなら思わず反応してしまう小ネタがずらり。


 壁に貼られたポスターは、当時「MOTHER2」のCMに出演していた木村拓哉さんのもの。部屋の隅には、ゲーム内でセーブポイントとして重要な役割を果たす「黒電話」が置かれ、カレンダーにはゲームに登場する町「サマーズ」と「トト」が描かれています。


「MOTHER2」愛が詰まったジオラマに反響 発売当時の「1994年の夏」を再現
部屋の中には「MOTHER」ファンなら思わず反応してしまう小ネタがずらり


 そして極めつけは、何気なく置かれたボックスティッシュ。側面をよく見ると、ゲーム内の会心の一撃の演出である「SMAAAASH!!」の文字が書かれているではありませんか。まさにのんちさんのMOTHER愛と、ゲームへのリスペクトが詰まった作品なのです。

■ 制作のきっかけはMOTHERとの「初めての出会い」

 のんちさん自身ももちろん、きってのMOTHERファン。グッズ収集のみならず、作品をモチーフにしたお菓子作りやジオラマ制作など、これまでにもさまざまな手段でその愛を表現してきました。


 そんなのんちさんが手掛けた本作は、もともと2023年の「MOTHER2」発売29周年の際に制作したもの。今回はミニチュアの精巧さを伝える写真を再掲したところ、当時を上回る反響があったそうです。


「MOTHER2」愛が詰まったジオラマに反響 発売当時の「1994年の夏」を再現
発売当時の「1994年の夏」を再現


 制作のきっかけについては、「私が初めてプレイしたMOTHERシリーズは1994年に発売されたスーパーファミコンのMOTHER2だったので、私とMOTHER2との初めての出会いの風景を再現したいと思いました」とのこと。自身の原体験がベースにあるからこそ、ここまでリアルな温度感まで再現できたのでしょう。


 こだわりのポイントについて聞くと、「ティッシュケースに、小さくSMAAAASH!!と書いてあるところです」と教えてくれました。まさにのんちさんにとっても本作は会心の出来栄えだったに違いありません。


「MOTHER2」愛が詰まったジオラマに反響 発売当時の「1994年の夏」を再現
ティッシュケースには「SMAAAASH!!」の文字が


「MOTHER2」愛が詰まったジオラマに反響 発売当時の「1994年の夏」を再現
メモには本作のキャッチコピー

■ 「平成レトロ」ブームで再注目?ゲームファンから称賛続々

 今回の投稿には、「あの頃に戻りたい」「実家を思い出す」といった声が寄せられるなど、ゲームファンから大きな注目を集めました。のんちさんは、「おそらく、レトロブーム、平成ブームのおかげかもしれません。嬉しいです」と喜びを語ります。


「MOTHER2」愛が詰まったジオラマに反響 発売当時の「1...の画像はこちら >>


 当時の子どもも、おねーさんも、今やすっかり大人になってしまいました。のんちさんの作品は、そんな私たちが忘れていた、大切な記憶へのタイムマシンなのかもしれません。


<記事化協力>
のんち(@minaminononchi)


(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026011307.html
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