空を見上げる理由は、風景だけではないかもしれません。千葉県銚子市では、カモメが落としていった“獲物”が、時に遊歩道に転がっていることもあるようです。
銚子市観光協会の公式Xが、「カモメが咥えていたイワシを目の前に落としていきました」というコメントとともに投稿した「遊歩道に落ちたイワシ」の画像が注目を集めています。
■ イワシが空から降ってきた……カモメの恩返し?
撮影されたのは、千葉県銚子市にある河岸公園。利根川を見渡すことができる遊歩道の上に、イワシが一匹、ぽてんと剥き出しで転がっています。
遠くに見える広い空と、銚子大橋、人気のない遊歩道、そしてイワシ。いっそ芸術的ですらあるようなシュールな組み合わせです。
イワシの画像はよく見るとお腹に血がついており、うっすらと切り込みも見えます。となるとおそらくカモメが直接獲ったものではなく、人間から横取りしたものの可能性が高そうです。
一体このイワシはどこでカモメにさらわれてきたのでしょう。そしてなぜカモメはイワシを落としていったのでしょう。
投稿のコメント欄には「カモメの恩返し」といった声が上がっていましたが、果たして。
■ カモメが空から獲物を落とすのはよくある?「銚子の日常的な光景として投稿」
銚子市観光協会の担当者によると、撮影の直前、カモメが10mほど先を地面スレスレで飛んでいたそう。「何か大きいものを咥えているな」と思ったところ、カモメがその口に咥えていたものを落としたのだとか。
近づいてみると、イワシ。担当者は「そんなことあるんだ」と目を疑い、カモメが地面スレスレで飛んでいた理由も「重さに耐えきれなかった」と納得がいったそう。
なんとなく魚を咥えて飛んでいる鳥と聞くと、優雅に飛行している姿を想像してしまいますが、現実はそんなことはないようですね。
イワシの出どころについては、撮影日は漁港での水揚げが多かった日のため、担当者は「そちらから獲ったものだと思います」と推測しています。
銚子市は冬季のカモメ飛来数が日本一で、冬場はよく河岸公園上空をカモメが飛んでいるとのこと。
担当者が地元の方に聞いてみたところ、銚子市では今回のようにカモメが魚を落としていくのは珍しくないことだそう。担当者は「銚子の日常的な光景としてXで投稿した次第です」と話していました。
冬場に銚子市を訪れる際は、少しだけ上空を気にかけたほうがいいかもしれません。
カモメが咥えていたイワシを目の前に落としていきました。重そうなイワシでした。#銚子 #河岸公園 pic.twitter.com/B55NeiCJ2o
— 銚子市観光協会【公式】 (@choshi_flat_com) January 8, 2026
<記事化協力>
銚子市観光協会【公式】(@choshi_flat_com)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026011902.html
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