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 お弁当箱のフタを開けたら、つぶらな瞳のワンちゃんと目が合った……。そんなかわいらしい「キャラ弁」は、幼稚園や学校に通う子どもたちの特権だと思っていませんか?


 Xにて、従来のキャラ弁の概念を覆す、まるで本物のような「わんこキャラ弁」が公開され、そのクオリティの高さと、微笑ましいエピソードが注目を集めています。



 投稿したのは、普段は羊毛フェルト作家として活動している、「わたわたペット@中の人」さん。


 「これを60前のオッサン(旦那)の為に作ってた」「旦那も会社に持って行き机に広げて食べてた」というコメントと共に投稿された写真には、秋田犬、プードル、パグ、ポメラニアンなど、今にも動き出しそうなリアルなワンちゃんたちが鎮座するお弁当が。


羊毛フェルト作家が作る「わんこキャラ弁」 リアルすぎてもはやアート
プードルのキャラ弁


 これが会社のお昼休みに、男性の机に広げられている光景を想像すると……なんともシュールで、かつ愛おしさが込み上げてきます。

■ きっかけは「子育て後の夫婦二人暮らし」

 なぜ、これほどハイレベルなキャラ弁を作り始めたのでしょうか。投稿者さんにお話を伺いました。


 きっかけは、3人の息子らが独立し、夫と二人だけの生活になったこと。時間に余裕ができた際、世間の若いママたちが作るキャラ弁を見かけ、「キャラ弁など食べた事ないであろう60歳目前の主人の為に作ってみました」と思い立ったのが始まりだそうです。


 ここ2~3年前から、定期的に作っているそうで、ワンちゃん以外にも、芸能人やレトロなキャラクター、ポケモンなどレパートリーは多岐にわたるとのことでした。

■ 素材は「大根」や「じゃがいも」

 それにしても、この毛並みや質感は一体何でできているのでしょうか。投稿者さんによると、秋田犬はマッシュポテト、プードルは大根の煮付け、パグははんぺん、ポメラニアンは肉じゃがの中のじゃがいもを主な材料として使用しているとのこと。


羊毛フェルト作家が作る「わんこキャラ弁」 リアルすぎてもはやアート
ポメラニアンのキャラ弁


 普段から羊毛フェルトで犬を作っているため、モデルを見なくてもこれだけの造形が可能なのだとか。さらに、「目の中にご飯粒で光を入れたり、陰影を醤油で付けたりして、ついついリアルさを追求してしまいました」と、クリエイターならではのこだわりも明かしてくれました。

■ 愛妻弁当を受け取った夫の反応は

 会社でこのお弁当を広げている夫はというと、「キャラ弁を持って行った日は、お弁当の写真(たぶん開封した時崩れてないのを伝える為だろうと思う)と一言をLINEで送ってきてた」そうで、しっかりと妻の愛情を受け止めている様子。


羊毛フェルト作家が作る「わんこキャラ弁」 リアルすぎてもはやアート
パグのキャラ弁


 投稿者さんはポストにて「私の日常で愛情の行き先は?子ども→ペット→旦那になってるんだなぁって思う」と綴っている通り、手間暇かけられたお弁当からは、夫への深い愛情がひしひしと伝わってきます。


 インタビューの最後には「(今後も)思い立てば作りますよ」と、キャラ弁作り継続を宣言。次回はどんなお弁当になるのか楽しみです。


<記事化協力>
わたわたペット@中の人さん(@watawata_pets)


(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024012402.html-2
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