葬儀施設での展示企画に批判相次ぐ 映画「ほどなく、お別れです...の画像はこちら >>


 2026年2月6日の公開を控える映画「ほどなく、お別れです」をめぐり、葬儀ブランド「あんしん祭典」が実施を予定していたパネル展が中止となりました。


 公式X(旧Twitter)で1月27日正午、「皆様からのご意見並びにご指摘を真摯に受け止め」た結果として開催中止を発表しています。



 このパネル展は、映画公開日である2月6日から、あんしん祭典関連の各ホールで開催される予定だったもの。作品紹介パネルを展示する企画で、公式SNSなどを通じて告知が行われていました。


 あんしん祭典側は告知の中で、ホールが実際に葬儀を執り行う施設であることに触れ、「同じ時間帯にホール内で故人をお見送りされているご遺族もいらっしゃいます」と説明。大声での会話や展示物への接触を控えるよう呼びかけていました。


 しかし告知が広がるにつれ、SNS上では企画内容そのものに対する疑問や懸念の声が相次ぎました。「お葬式をしている横でやるの?」「場違いではないか」といった指摘のほか、出演者のファンだという人たちからも「反対です」と、企画に否定的な立場を示す投稿も見られ、物議を醸していました。


 こうした反応を受け、あんしん祭典はパネル展の中止を決定。「予定しておりました映画『ほどなく、お別れです』公開記念パネル展について、本企画に関して皆様からのご意見並びにご指摘を真摯に受け止め、開催を中止させて頂く事といたしました」と説明しています。


 今回の企画は、株式会社ごじょいるが展開する葬儀ブランド「あんしん祭典」と、映画「ほどなく、お別れです」のタイアップの一環でした。タイアップ発表時のリリースでは、SNSキャンペーンやコラボレーションCMの放映と並び、パネル展の実施も告知されていました。


 また、映画は新人葬祭プランナーとベテラン葬祭プランナーが「最高の葬儀」を目指す姿を描く作品で、「見送る人、そして逝く人にも寄り添う物語」であると説明。タイアップを通じて作品とあんしん祭典のメッセージを届けたいとしていましたが、実際の葬儀施設という場の性質をめぐり、企画のあり方が問われる結果となりました。


<参考・引用>
あんしん祭典(@ansin_saiten)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026012703.html
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