「銀魂」空知英秋デビュー作「だんでらいおん」がアニメ化決定 ...の画像はこちら >>


 「銀魂」で知られる漫画家・空知英秋さんのデビュー作「だんでらいおん」が、Netflixでシリーズアニメ化されることが発表されました。


 2026年4月より、Netflixにて世界独占配信がスタートします。


■ 「銀魂」へと続くDNAの原点 笑って泣ける天使たちの物語

 「だんでらいおん」は、2002年に「週刊少年ジャンプ」の「第71回天下一漫画賞」応募作として佳作を受賞し掲載された、空知英秋さんの漫画家デビュー作。「銀魂」の単行本第1巻にも収録されている、ファンにはお馴染みの読切作品です。


 物語の主人公は、成仏できない霊魂を捜索し、あの世に送る仕事に奔走する“天使”の丹波鉄男と黒鉄美咲。仏頂面で口が悪いが情に厚い丹波と、少女のような見た目に反して宮本武蔵の霊魂を葬ったほどの実力を持つ黒鉄が所属する「第21班たんぽぽ組」が、霊魂たちの未練とマイペースに向き合いつつも、ユーモアと人情味にあふれたストーリーです。


 今回のシリーズアニメ化(全7話)にあたっては、読切版では描かれなかった丹波と黒鉄の過去など、オリジナルの要素も加わるとのこと。のちに「銀魂」へと引き継がれることとなるDNAがどうアニメで表現されるのか、期待が高まります。

■ キャストは小林親弘&潘めぐみに決定

 主人公・丹波鉄男役を務めるのは、「ゴールデンカムイ」杉元佐一役などで知られる小林親弘さん。


 声優デビュー間もない頃にアニメ「銀魂」に出演した際、原作を読んで「めちゃくちゃ笑ってしまうのになんだか泣ける」と衝撃を受けたそうで、同じ空知作品への抜擢に「とても光栄」と喜びを語っています。収録でも、登場人物たちの「脱力しつつ、キメる時はキメる」生き様をスタッフと共に模索しながら挑んだとのことです。


 そして黒鉄美咲役は、「HUNTER×HUNTER」ゴン=フリークス役や「【推しの子】」有馬かな役の潘めぐみさんが担当します。


 多感な時期に「銀魂」に出会い、幾度もの「終わる終わる詐欺」に踊らされ、今もなお離れられない“生きる亡霊”だと自称する潘さん。「なんだか銀魂にお邪魔しているような気持ちになりながらも、随所でソラチズムとシルバーソウルの通う本作をどうぞ宜しくお願い致します」と、作品への並々ならぬ愛と覚悟を覗かせています。

■ 空知さんは愛のある毒舌でチクリ「Netflixにはデリカシーって言葉はないようです」

 今回のアニメ化にあたり、原作者の空知さんや制作陣からもコメントが到着していますが、その内容も完全に「銀魂」のノリを引き継いでいます。


 恥ずかしくてあまり読み返さないようにしている、というデビュー作に再びスポットを当てられた空知さんは、「あろう事かほじくり返してアニメ化して色々膨らますとか、どうやらNetflixにはデリカシーって言葉はないようです」と愛のある毒舌でチクリ。それでも最後には「折角なのでこれを機に20年ぶりに、アイツらの顔拝みにいってみようかな」と期待を寄せています。


 一方の制作陣も負けていません。又賀大介監督が「大きなプレッシャーを感じながら制作しました」と真摯に語る裏で、Netflixエグゼクティブプロデューサーの永富大地さんは、読切漫画を全7話のシリーズ作品にするという試みを「大胆な危険行為」と表現。


 かつて「銀魂」の映画宣伝動画でイジられた過去に触れつつ、「空知先生の新しい養分になるべくスタッフ一同全力で制作いたしました」と、大人の本気と悪ノリが混ざり合った熱い想いを明かしました。


 公式Xのアカウントでも「……新連載とかじゃなくてすいません!」と自虐気味にポストするなど、早くもファンをニヤリとさせている本作。現世のいろいろに疲れた人に寄り添う、笑って泣けるアニメ「だんでらいおん」の配信開始に期待が高まります。


<参考・引用>
アニメ「だんでらいおん」公式(@dandelion_0914)
NETFLIX「グローバルニュース」


(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026022708.html
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