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 うんち。生きていく上でとても大切なのに、人と話すのはちょっとはばかられる話題です。


 もっと気軽に誰かとうんちの話題を共有できたなら……そんな思いを抱くすべての人に教えたいのが、カジュアルにうんちの回数をシェアできるアプリ「うんちくん」。


 個人開発者のツヅキさんが手がけた本アプリは、公開からおよそ5日でユーザー数が2万人を突破するなど、大きな話題を集めています。


■ ワンタップでうんち回数を記録し、フレンドとシェア!iOS対応アプリ「うんちくん」

 そのままズバリのタイトルで配信されている「うんちくん」は、iOS対応のうんち回数シェアアプリ。


フレンドとうんちをシェア!iOSアプリ「うんちくん」が良質な“クソアプリ”だった
iOS対応のうんち回数シェアアプリ「うんちくん」


 ワンタップでうんち回数を記録できるほか、回数を「うんトモ」と呼ばれるフレンドと共有できたり、カレンダーで自身のうんちを振り返ったりすることができます。


フレンドとうんちをシェア!iOSアプリ「うんちくん」が良質な“クソアプリ”だった
ワンタップでうんちを記録


 アプリの存在を知ったときは「うんち回数のシェアなんて需要あるか……?」と思った筆者ですが、ツヅキさん宅では「今日うんち出た?」と夫婦で報告し合うのが日課だそう。


 言われてみれば我が家も、同居人が一方的に「今日のうんちはね……」と排便具合をシェアしてくるカルチャーが存在します。


フレンドとうんちをシェア!iOSアプリ「うんちくん」が良質な“クソアプリ”だった
友達とうんちの回数をシェア


 1万リポスト、3.8万いいねがついた「うんちくん」の公開告知ツイートには「赤ちゃんのうんちは記録したい」「家族との健康管理にもよいです!」といった声が多く寄せられており、身内や大切な人とうんちをシェア・把握したい、という人は意外と多いようです。


フレンドとうんちをシェア!iOSアプリ「うんちくん」が良質な“クソアプリ”だった
ツヅキさんの投稿


 うんちの記録にはひとことを添える機能があり、その日の具合や気分なども一緒に記録しておくことが可能。簡単な健康チェックにも活用できます。


フレンドとうんちをシェア!iOSアプリ「うんちくん」が良質な“クソアプリ”だった
ひとこと添えられる


 3月2日に行われたアップデートではうんちの種類を記録したり、家族やペットのうんちを記録したりする機能が追加されるなど、アプリはまだまだ進化中です。


フレンドとうんちをシェア!iOSアプリ「うんちくん」が良質な“クソアプリ”だった
うんちの状態もシェアできるように


 App Storeをのぞくと排便記録アプリはさまざまありますが、「うんちくん」がほかと違うのはヘルスケアというよりもコミュニケーションアプリとしての側面が強いこと。


 開発者のツヅキさんも「ヘルスケアアプリではなくコミュニケーションアプリとして作りました」と話しています。


 回数の“シェア機能”もさることながら、意外な充実度に驚かされるのがキャラクリエイト機能。ユーザーはそれぞれ自身のアバターを設定することができるのですが、「肌の色」「体格」「目の色」「表情」など8つの項目を、かなり自由度高くカスタマイズすることができるのです。


フレンドとうんちをシェア!iOSアプリ「うんちくん」が良質な“クソアプリ”だった
キャラクリ機能も充実


 ヘルスケアにも、コミュニケーションのきっかけにもなる。この非常に良質な“クソアプリ”「うんちくん」について、ツヅキさんに詳しくお話をうかがってみました。

■ 「使ってもらうためには愛着が大事」ツヅキさんが目指すのは“楽しい×役に立つ”アプリ

−−Xでは「なぜ作ったかは聞かないでください」とおっしゃってましたが……なぜ「うんちくん」を作ったのでしょうか?


 妻と「今日うんち出た?」って報告し合うのが日課になっていて(笑)、それなら記録できるアプリがあったら面白いなと思ったのがきっかけです。既存の排便記録アプリはどれも「健康管理」が前面に出ていて、もっとカジュアルに友達や家族と共有できるものが欲しかったんです。


−−ヘルスケア系アプリと思いきや、実際に触ってみるとSNSっぽさが強いですよね。


 おっしゃる通りで、ヘルスケアアプリではなくコミュニケーションアプリとして作りました。Duolingoのように毎日開きたくなる仕組みを意識していて、「記録する」こと自体を友達とのコミュニケーションのきっかけにしたかったんです。


 うんちって誰でもする身近なことなのに、なぜかちょっと話しづらい。その壁をアプリで壊せたら面白いなと思いました。


フレンドとうんちをシェア!iOSアプリ「うんちくん」が良質な“クソアプリ”だった
うんちカレンダー


−−着せ替え機能もかなり充実していますが、力を入れた理由はあるのでしょうか?


 うんちのアプリって聞くと一瞬ネタアプリだと思われるんですけど、毎日使ってもらうためには愛着が大事だなと。


−−確かに……!


 自分だけのキャラクターを作れると、「今日もうんちくんに記録しよう」って気持ちになると思いました。


 着せ替えパーツを作るのは正直大変でしたけど、ここを充実させることでただのネタアプリじゃなくて「ちゃんと使い続けたいアプリ」になると信じて頑張りました(笑)


−−シェアのためにうんトモの輪を広げたいのですが、誘い方が難しいです(笑)おすすめの誘い方はありますか?


 うんトモ追加のQRを見せて「うんトモにならない?」って聞くのが一番だと思います(笑)


 アプリにはうんトモ募集用のQRコードを表示する機能があるんですが、そのQRコードの中にうんちくん(キャラクター)が映るようにデザインしています。これを見せると「何これ?」ってフックになるんですよね。そこから自然に「うんちの回数をシェアできるアプリだよ」って説明すると、大体笑いながら始めてくれると思います(笑)


−−ちなみにツヅキさんのうんトモ数は現在何人でしょうか?


 現時点でのうんトモ数は17人です。募集中なのでぜひ!


−−「うんちくん」の今後について、現時点で考えている追加の機能・要素などあればお聞かせください


 Android版のリリースやリアクション機能の拡充、うんトモ同士でもっと楽しめるソーシャル要素の追加を考えています。


 あとは、記録データを振り返って体調の傾向がわかるような分析機能も検討中です。「楽しい × ちょっと役に立つ」のバランスを大事にしながらアップデートしていきたいです。


<記事化協力>
ツヅキ|限界個人開発さん(@tsuzuki817)
ツヅキさん作品ページ(https://tsuzukit.com/)


(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By ヨシクラ ミク | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026030506.html
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