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 エースコックが2月23日に全国で発売した「昆布水風まぜそば 鶏こく醤油味」。つけ麺の1種「昆布水つけ麺」をカップ麺で再現した本商品は、そのおとなしめなパッケージとは裏腹に、SNSなどでは賛否両論を巻き起こしています。


 何がそんなに評価を分けるのか。実際に食べてみることにしました。


■ ぱっと見る限りは上品さ漂うパッケージだが……賛否が分かれる「昆布水風まぜそば」

 昆布水つけ麺とは、昆布だしに浸した麺を、つけ汁にくぐらせて食べるつけ麺スタイル。とろみのある昆布水をまとったからこその個性的な喉越しが、大きな特徴の1つです。


 エースコックの「昆布水風まぜそば 鶏こく醤油味」もその特徴を再現。カップ麺で“とろみ”とは……そのあたりが評価を分けているかもしれません。


 エースコックはこれまで「フライドチキン味まぜそば」「名もなき下敷きスパゲッティ味焼そば」など個性的なカップ麺を多く出しています。


 本商品はパッケージこそおとなしめで、ぱっと見る限りは上品な雰囲気があります。ただ“とろみのある麺”と聞いてしまうと、上述した個性的なラインナップに肩を並べそうな予感が……。


 SNS上での評価をのぞいてみると、かなり酷評している人もいれば、ハマって何度も食べている人もおり、どういう食体験が待っているのかは、なかなか判断しづらい状態。


 「昆布水」「鶏こく醤油」というワードからそこまで絶望的な味になるとは思えませんが、果たしてどうなのでしょうか。

■ 思っていたよりもとろみのある麺 肝心の味は……なんだこれ?

 ということで近所のコンビニで「昆布水風まぜそば」を買ってきました。価格は税込321円です。


麺にとろみがある……?賛否両論のエースコック「昆布水風まぜそば」が知らない味すぎた
昆布水風まぜそば


 内容物は「調味たれ」と「ふりかけ」の2種類。湯戻し時間は4分です。


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「ふりかけ」と「調味たれ」


 熱湯を注いで4分待ったら、湯切りをして「調味たれ」をかけます。混ぜたあとで「ふりかけ」をかけ、もう一度よく混ぜたら完成です。


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熱湯を注ぐ


麺にとろみがある……?賛否両論のエースコック「昆布水風まぜそば」が知らない味すぎた
ふりかけを入れるととろみが


 どうやらふりかけにとろみの要素があるらしく、ふりかけをかけた途端に一気にたれが粘り気を帯びました。


 香りには特にクセのようなものは感じません。商品名の通りほのかに昆布の気配を感じはするものの、そこまで前面に出ているわけではありません。


 箸で麺をリフトすると、麺がとろみのあるたれに絡んで、軽く糸を引きます。なかなかに衝撃的な光景です。


麺にとろみがある……?賛否両論のエースコック「昆布水風まぜそば」が知らない味すぎた
とろみがあり、すすりやすい麺


麺にとろみがある……?賛否両論のエースコック「昆布水風まぜそば」が知らない味すぎた
麺が糸を引く


 そのままひと口すすってみると、思っていた以上にとろとろしていて、新感覚。カップ麺どころか、中華麺のジャンルでも今までに体験したことがありません。一番近いものを挙げるとすれば納豆パスタですが、それよりはとろみが薄いかなといったところ。

個人的には好きなすすり心地です。


 問題は味。結論から言うとまずくはありません。最初に「賛否両論ある」という前提で食べたからか、むしろ「あれ、美味しいじゃん」とさえ思いました。


 しかし同時に「これは……なんだ?」という困惑もあります。商品名やパッケージには「鶏こく醤油味」と記載されてはいますが、鶏や醤油の気配はあまり感じませんでした。


麺にとろみがある……?賛否両論のエースコック「昆布水風まぜそば」が知らない味すぎた
味は「なんだこれ」


 では何を一番感じたかと言えば、昆布。昆布のうま味や香りのようなものが一番出ていて、その奥に鶏や醤油が息を潜めている、といったように感じました。全体的にはあっさりしていて、クセらしいクセはないので、食べやすくはあると思います。


 とろみのある麺に加えて、昆布強めのたれ。今まで食べたどんなカップ麺でも感じたことのない、まったく新しい食べ心地でした。賛否両論も納得の商品ですが、筆者個人としては最後まで楽しく味わうことができました。


(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By ヨシクラ ミク | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026030701.html
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