TVアニメ「グノーシア」舞台化 人狼会議は全編アドリブ、開演...の画像はこちら >>


 TVアニメ「グノーシア」を原作とした舞台作品「グノーシア ザ・ライブプレイングシアター」の上演決定が3月15日に発表されました。


 公演は8月21日から9月6日まで、東京・飛行船シアター(スタァライト劇場)で行われます。全21ステージを予定しており、人狼パートを全ステージアドリブで展開するほか、全公演のライブ配信も実施されます。


■ 「グノーシア」世界を“その場で生きる”舞台化

 「グノーシア」は、人狼ゲームの推理要素とSFループミステリーを掛け合わせた作品として支持を集めてきたタイトル。原作はインディーゲームとして話題となり、2025年11月にはテレビアニメ化も果たしました。


 物語の舞台は宇宙船「D.Q.O.」。乗員たちは、人間に擬態する未知の存在「グノーシア」を見つけ出すため、議論と投票を重ね、疑わしい人物をコールドスリープさせていきます。


 主人公のユーリは、どのような選択をしても“1日目”へと戻ってしまうループの中で、少しずつ乗員たちの本音や秘密に迫っていきます。

■ 会議パートは全編アドリブ、公演ごとに別の結末へ

 今回の舞台化で注目したいのは、作品世界やキャラクターを2.5次元演出で立ち上げながら、会議パートを全編アドリブで展開する点です。


 キャストは開演直前に配布されるカードによって、その公演での役割が決定。乗員なのか、グノーシアなのかといった立場をその場で把握し、キャラクターとして即興で議論を繰り広げます。


 このシステムには、人狼ゲームをベースにアドリブで物語を紡ぐ「人狼 ザ・ライブプレイングシアター(TLPT)」の形式を採用。公演ごとに異なる展開と結末が生まれる、“一度きり”の体験型ステージになりそうです。


 グノーシアのタイムループ設定と、TLPTのライブ感の相性の良さに、思わず「なるほどそこを掛け合わせるのか」とうなずいたファンも多いのではないでしょうか。

■ 演出は松崎史也さん、原作・アニメ関係者も期待

 演出を手がけるのは、「MANKAI STAGE『A3!』」や「演劇調異譚『xxxHOLiC』」シリーズなどで知られる松崎史也さん。


 アニメ版では人狼監修も担当しており、今回の舞台について「集大成、と言うといささか個人的過ぎるとは思いますが、あらゆる力と知識を注ぎ、この舞台を楽しんでいただけるべく努めます。今をおいて他にない、たった一度ずつのループを」とコメントしています。


 また、原作ゲームを手がけるプチデポット代表の川勝徹さんは、「前代未聞の完全アドリブ2.5次元人狼SFループ舞台という意欲作。遊ぶたびに展開が変わる『グノーシア』のゲームを、まさか舞台でやってしまうなんて、ヤバすぎる!いまからどんな舞台になるのか、ワクワクしながら公演を待ちたいと思います!」と期待を寄せています。


 アニメのプロデューサー・木村吉隆さんも、「目の前で起きているミステリーに探偵の視点で参加することができる物語体験は、ものすごく刺激的です」「舞台本作『グノーシア ザ・ライブプレイングシアター』は、唯一無二の物語体験になると思います」としており、関係者の期待値もかなり高そうです。

■ Wキャストを含む出演陣、フェーズ制も導入

 出演は、ユーリ役の設楽銀河さん、セツ役の生田輝さんのほか、SQ役に伊藤優衣さんと佐當友莉亜さん、ラキオ役に田口涼さんと永石匠さんらが名を連ね、多くのキャストがWキャストで参加。


 脚本は池永英介さんが担当し、制作協力に人狼TLPT、企画・制作はANIPLEXとOffice ENDLESSが担います。


 公演では、期間中に上演形式が変化する「フェーズ制」も導入されます。


 フェーズ(1)では5人、7人、9人による少人数会議を1ステージ内で3回実施。フェーズ(2)では13人による会議が中心となり、フェーズ(3)では15人参加の会議形式へとスケールアップしていきます。


 ループを重ねるごとに疑心暗鬼が増していく「グノーシア」らしさを、段階的に体感できる構成といえそうです。

■ 全公演をライブ配信、チケット先行も受付中

 さらに、毎公演で異なる展開が生まれる舞台の特性を受け、全公演でスイッチングライブ配信も予定。劇場に足を運べないファンにとっても、各回ごとの“別のループ”を追いかけられるのはうれしいポイントです。


 チケット料金は、2階VIP席が3万5000円、SS席が1万5000円、S席が8000円。オフィシャル最速先行(抽選)は3月14日から3月29日まで受け付けています。


 今後の詳細は公式サイトおよび公式X(@gnosia_stage)で順次発表される予定です。


(c)Petit Depotto/Project D.Q.O. (c)グノーシアTLPT製作委員会

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026031603.html
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