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 海外製のゲームや映画の街並み描写で、ときどき見かける“なんちゃって日本”。


 ニンジャ、ゲイシャ、フジヤマ、カラオケ……さまざまな日本カルチャーが盛り込まれた風景には、日本人にはなかなか生み出せない独特のセンスがあり、好きな人も多いはず。



 そんな外国の人が思い描く“なんちゃって日本”を、リアルに体験できる施設がタイにあるようです。

■ 山手線を思わせる車両も……なんちゃって日本「バンセーン都心」

 このほどXユーザーの「MOTO中尉」さんが投稿したのは、タイ・バンコクから南東方面に向かった先にある、チョンブリ県バンセーンの施設の画像。


タイの「なんちゃって日本」は異世界ニッポン 見たことあるけど見たことない驚きの街並み
MOTO中尉の投稿


 「バンセーン都心」と呼ばれるそこには、MOTO中尉さんが投稿内で「タイの人が思い描く日本を再現した街」と記している通り、私たち日本人が「なんだか見たことがある」と感じる街並みが広がっています。


 日本語で「バンセーン都心」と書かれたアーケードや、漢字が並ぶ袖看板、「な金の」というチェーン居酒屋風の店など、思わず目を引く要素が満載。


タイの「なんちゃって日本」は異世界ニッポン 見たことあるけど見たことない驚きの街並み
バンセーン都心駅


 実在のブランドや街並みを思わせる意匠も見受けられ、その“それっぽさ”が独特の雰囲気をいっそう引き立てています。全体としては、新宿の飲み屋街をどこか連想させるような作り。


 この手の街並みが好きな人にとっては、かなり心をくすぐられる空間といえそうです。


 さらに写真をよく見ると、奥の方には高架があり、山手線を思わせるウグイス色の車両らしきものの姿も確認できます。


タイの「なんちゃって日本」は異世界ニッポン 見たことあるけど見たことない驚きの街並み
奥に山手線らしき車両


 MOTO中尉さんにうかがうと、「バンセーン都心駅」という駅風の建物の2階部分に1両分が置かれており、内部は飲食店として利用されているとのこと。車両が実物かどうかまでは確認できなかったそうです。

■ 見た目は小江戸風、名前は原宿 バンコクには「原宿タイランド」も

 この「バンセーン都心駅」のように、施設内にある“なんちゃって日本”感あふれる建物は、単なる展示物ではなく実際の店舗。飲食店やクレーンゲーム機が設置されているものがメインとのことでした。


 MOTO中尉さんによると、タイ国内にはこのほかにも日本風スポットが点在。バンセーンには「バンセーン魚市場」という別の日本風スポットもあるほか、バンコクには「原宿タイランド(HARAJUKU THAILAND)」という施設もあるそうです。


タイの「なんちゃって日本」は異世界ニッポン 見たことあるけど見たことない驚きの街並み
小江戸っぽい街並み


 原宿タイランドは、原宿を冠しているのに、なぜか小江戸感のある古い街並みを再現。そんな中に巨大招き猫がいたり、本来はそこにあったらいけないであろう某キャラクター店が絵で描かれていたりと、まさにヘンテコの極み。日本でありながらも日本ではない。心地よい違和感が画像からも伝わってきます。


タイの「なんちゃって日本」は異世界ニッポン 見たことあるけど見たことない驚きの街並み
巨大招き猫


 外国には現地日本人向けの日本人街(ジャパンタウン)があり、タイもバンコクに世界最大級とされる日本人街・プロンポンがあります。しかし「バンセーン都心」や「原宿タイランド」はそういった場所とはまた違った存在のようです。


 「あくまで親日国として日本のカルチャーに好意を持つ人が多い為、それを狙った観光施設であり、ここに生活や文化が根付いている訳ではありません」(MOTO中尉さん)


 またMOTO中尉さんは、「外国人がイメージするなんちゃって日本の様な面白さがあり、他に訪れたタイ人たちは本当に日本の物が好きなんだなという事がわかる場所という印象でした」とも話していました。


<記事化協力>
MOTO中尉@ タイ在住・時事解説系バイクYoutuber さん(@JGSDF_YTS_X7)


(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By ヨシクラ ミク | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026031707.html
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