濃厚な豚骨醤油スープが特徴のラーメンジャンル「家系」。源流の「吉村家」が「ピザハット」とコラボして「家系ラーメンピザ」を出すなど、様々な角度から人気を博しています。
そんななか、筆者はヴィレッジヴァンガードにて、ラーメンではない“家系”を発見しました。
■ 味濃いめ、油多め、おろしニンニク使用!「横浜家系カレー」はガッツリ寄りの味付け
このほど筆者が発見したのは家系ラーメンの味わいをカレーに落とし込んだ「横浜家系カレー」(以下、家系カレー)です。価格は税込み648円。
「家系ラーメンピザ」とは違い、コラボ商品ではなくあくまで“風”の商品ではあるものの、「家系」×「カレー」というのはなかなか気になる組み合わせ。
パッケージにはラーメンをイメージしてか、丼に盛られたカレーのイメージ写真。上部には「味濃いめ油多め」の文字も書かれています。家系ラーメンと言えば「麺の硬さ」「味の濃さ」「油の多さ」を自分で調整できるのが特徴なので、それを再現しているようです。
さらにパッケージの下部には「おろしニンニク使用」の文字も。家系ラーメンは先ほどの調整とは別に、卓上調味料での味変もあります。そのなかでもニンニクは鉄板中の鉄板です。
この商品は家系は家系でも、特にガッツリに振り切った味付けの様子。家系もカレーもどちらも好きな筆者としては、この組み合わせでどんな化学反応が生まれるのか、楽しみです。
温め時間は熱湯で3~5分。
■ これはカレーか、家系か……とりあえずニンニクの香りがめちゃくちゃ強いっ!
袋から出したカレールゥから、まず感じたのはニンニクの香り。部屋がラーメン屋になったのかと思うくらいの強いニンニク臭が、食欲をそそります。
具材はチャーシュー風の薄切り肉と、背脂を彷彿とさせる脂の塊。じゃがいもなど王道のカレー具材は入っていません。
ルゥは具として入っている脂の影響もあってか、全体的にとろとろとした質感。丹念に崩した飲むゼリーのようで、カレールゥとしてはかなり珍しいのではないでしょうか。
ひと口食べてみると、一番に来るのはニンニク。ガツンとしたパンチのある香りが、口の中いっぱいに広がります。遅れてカレーっぽいスパイスの風味と、家系っぽい豚骨醤油の風味。
これは、なかなかに難しい味です。商品名称はカレーなので本商品はカレーに属するとは思うのですが、あまりカレーの味は感じられません。カレーか家系かと問われたら、個人的には家系の方が近い気がします。
そしてとにかくニンニクが強い。休みの前日に滅茶苦茶なストレスを抱えて駆け込んだときにしかやらない量のニンニクが使われている気がします。人と会う前に食べるのは避けたほうがいい味です。
■ カレーだという先入観を捨て、ニンニクの量に目をつぶれば、ジャンキーで癖になる味
ただカレーだという先入観を捨てれば、新感覚で癖になる味をしています。量はともかくニンニクのパンチは、ルゥに溶け込んだ脂の甘さとの相性がよく、非常にジャンキー。カレーのスパイシーさも相まって、深夜に食べたら間違いなく幸せになれる味をしています。
家系ラーメンは残ったスープにご飯をあわせて食べるのも定番。本商品の食べ心地としてはそれが一番近いです。それをカレー風味が底上げしている感じでしょうか。
家系×カレー。意外な組み合わせが導き出したのは、新感覚の味わいです。
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By ヨシクラ ミク | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026032305.html
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