ホワイトハウス、相次ぐ日本作品“酷似”投稿 今度は「どうぶつ...の画像はこちら >>


 米国ホワイトハウスの公式Xアカウントが、日本時間2026年3月28日午前4時に更新され、「アメリカの農業を再び偉大に(MAKE AMERICAN FARMING GREAT AGAIN)」というメッセージと共に一本の動画を投稿しました。


 しかし、その映像が任天堂の大人気ゲーム「どうぶつの森」シリーズのグラフィックにあまりにも酷似しているとして、大きな波紋を広げています。


■ トランプ大統領がゲームのキャラクターに?寄せられる困惑の声

 公開された動画には、ドナルド・トランプ大統領に似た3Dキャラクターが登場します。大統領執務室のような部屋の椅子に座り「Make Farming Great Again」と高らかに宣言するシーンや、農場で動物たちと一緒にいる様子が描かれています。


ホワイトハウス、相次ぐ日本作品“酷似”投稿 今度は「どうぶつの森」風動画
投稿された動画


ホワイトハウス、相次ぐ日本作品“酷似”投稿 今度は「どうぶつの森」風動画
投稿された動画


 さらに、その1分後に連投された画像には、「たぬきち」や「しずえ」といったゲーム本編でお馴染みのキャラクターたちとトランプ大統領風のキャラクターが並んで描かれており、同作のパッケージアートをそのまま流用・改変したかのようなデザインとなっています。


ホワイトハウス、相次ぐ日本作品“酷似”投稿 今度は「どうぶつの森」風動画
パッケージアートをそのまま流用・改変したかのようなデザイン


 これらの動画や写真が任天堂から正式に許諾を得たものなのかどうかは一切示されておらず、SNS上のユーザーからは「ホワイトハウスが任天堂のゲームと何の関係があるんだ」「ゲームを政治利用してほしくない」といった困惑や批判の声が続々と寄せられています。

■ 繰り返される日本のIP(知的財産)の政治使用

 実はホワイトハウスの公式アカウントによる日本のエンターテインメント作品の「政治利用」は、今回が初めてではありません。直近では3月13日に、「UNDEFEATED.(無敗)」というつぶやきと共に任天堂の「Wii Sports」のゲーム画面を転用し、実際のイラン攻撃の映像と繋ぎ合わせた動画を公開して批判が殺到したばかりです。


 さらにはこれ以前にも、「遊☆戯☆王」の映像を用いて米国とイスラエルによるイランへの軍事行動を支持・正当化するような動画を公開したほか、最新ゲーム「ぽこ あ ポケモン」の作風に似せた画像に「米国を再び偉大に」という文言を入れて投稿するなど、度々物議を醸してきました。


 過去の事例においては、遊戯王の公式やポケモン・カンパニー・インターナショナルが「使用を許諾していない」と明確に否定する声明を出しています。しかし、ホワイトハウス側から事の経緯に対する説明や謝罪、該当投稿の削除などは一切行われておらず、現在も閲覧可能な状態が続いています。


 他国の知的財産を軽視するかのような公式アカウントの暴走はいつまで続くのか。今回の一件により、さらなる批判が寄せられることは避けられない見通しです。


<参考・引用>
The White House(@WhiteHouse)


(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026032803.html
編集部おすすめ