米・OpenAI社が開発したチャットサービス「ChatGPT」。昨年11月にローンチされて以来、会話形式での質問回答にとどまらず、複雑な文章の生成からプログラミングまで、その処理能力の高さで人々を驚かせ続けている。

そのChatGPTを転職活動に活用しようとする人も出現! 人生の大きな転機になる転職。そこにChatGPTをどう生かしているのか、調査結果を紹介する。

ChatGPTがついに転職活動でも活躍?

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対話型AIならではの活用が目立った(「ポジサラ」調べ)

キャリア・転職情報メディア『ポジサラ』が全国20代以上の男女100人を対象に「転職活動でChatGPTを使ったことのある・使えそうなシーンは?」をテーマとしたアンケート調査を実施。1位は「自己分析(強み・弱み)に活用」で、2位の「履歴書・職務経歴書の作成」と答えた人の差はわずか1人だった。回答者の内訳を見ると、30代以上とくに40代の回答が目立った。

1位の「自己分析」と回答した人の声を紹介すると、“対話型AI”の特徴を上手に使っている人が多いようだ。「自分の強み・弱みを対話形式で探せることで、思考の整理ができる」「強みと弱みの言い換えを行ったり、自己分析の内容を自動でまとめたりなど、質問を深堀りしていくことで文章作成に役立つ」と、ChatGPTを相手に対話を繰り返すことで、転職活動に役立てようとしているのがわかる。

英語の履歴書の下書きに使うツワモノも

ChatGPTを転職活動でどう使う? 2位「履歴書/職務経歴書の作成」1位は?【ポジサラ調べ】
転職

転職は人生の一大事

「履歴書・職務経歴書の作成」では、ついうっかりしてしまう文章のミスや誤字を減らすために、ChatGPTを使っている人が多い様子。面接にこぎつけることができるかどうかが決まる、大切な書類審査を突破するためか、「ビジネス用語に変換したいときに便利」「志望動機や自己PRなどの文章校正の機能が活用できる」「書き言葉の言い回しや、同じフレーズの使い回しにならないように、ChatGPTを使ってバリエーション豊かな言葉遣いで履歴書を書くために活用しました」といった声が多数。中には「英語の履歴書を作る際の下書きに利用可能」という人もいて、その活用が多岐にわたっているのがわかる。

使い方によっては面接官代わりにも、相談相手にも、キャリアアドバイザーにもなるChatGPT。今後、対話型AIが転職や就職活動の相棒になる日がくるかもしれない。

出典元:【ポジサラ

※サムネイル画像(Image:Giulio Benzin / Shutterstock.com)

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