ねとらぼ調査隊は、国土交通省国土地理院のデータ「全国都道府県市区町村別面積調」から、「面積の大きい都道府県ランキング」を発表した。

47都道府県の面積など、小学生の頃に社会科の授業で学んだ気もするが、忘れてしまったという人も意外に多いのではないだろうか。

1位は北海道だとしても、2位以降はいったいどの県だっただろうか?では、さっそくランキング結果を見ていこう。

第5位から第3位までを発表!

(画像は「写真AC」より引用)

第5位は「新潟県」だった。その面積は1万2,583.95平方km。南北に長く、佐渡島も広いのでもっと上位に食い込みそうな印象もあったが、5位に留まった。ちなみに佐渡島は、日本の島の面積ランキング(北海道、本州、四国、九州を除く)では択捉島、国後島、沖縄島に次いで第4位にランクインしている。

(画像は「写真AC」より引用)

続いて第4位は、面積1万3,561.56平方kmの「長野県」だった。長野県と隣接する県は、群馬県・埼玉県・新潟県・富山県・山梨県・岐阜県・静岡県・愛知県の8県もあり、関東地方から太平洋・日本海に面する県まで、そのバラエティの豊かさも長野県の大きさを証明しているとも言える。

(画像は「写真AC」より引用)

そして、第3位は「福島県」だった。その面積は1万3,784.14平方km。東京都(2,194.05平方km)の約6倍の広さにもなる。その広さゆえか、県内は3つにエリア分けされており、太平洋に面し海の恵みが豊かな「浜通り」、果物がおいしい「中通り」、歴史が息づく「会津」と、それぞれの地域で異なる特色を持つことも魅力のひとつだ。

(画像は「写真AC」より引用)

第2位は、面積は1万5,275.01平方kmの「岩手県」だった。

東京都の約7倍の広さを誇り、日本の面積の4%ほどを占めている。東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の面積を足しても1万3,565.74平方kmと岩手県の面積以下で、この数字からも岩手県の大きなスケール感が感じられるのではないだろうか。このランキングを見たネットユーザーからも「岩手県はやっぱり広いなーと感じます」という実感が寄せられた。中には「車で行ったことが無いと岩手が大きいことを知らないでしょうね」「他県に車で行くと凄く早く県境になる感じです」と、自動車に乗っての県内移動でもその広さを体感できることが伝えられていた。

(画像は「写真AC」より引用)

そして第1位は、皆さんご存知「北海道」だった。その面積はダントツの8万3,424.49平方km。第2位である岩手県の面積の5倍以上と圧倒的な広さを誇り、東京都と比較すれば約38倍にもなる。日本の面積の約22%もが北海道なのだ。もし北海道に行ったならば、広大なスケールの平原やラベンダー畑は一目見ておきたいものだ。また、北海道は島としての面積で世界21位となっている。ネットユーザーからは「若い頃北海道を自動車で一周する旅行をした。とんでもなく広かった」というエピソードが語られたり、「一括して『北海道で何々がありました…』式のくくりとせずにせめて四分割ぐらいして」と、地方ごとに分けた報道の提案も見られた。

ここまで「面積の大きい都道府県ランキング」を見てきたが、小学生の頃の記憶は蘇っただろうか。「そうだった!」と思い出した人も、「そうだったっけ?」と思い出せなかった人も、以後、日本の基礎知識として頭の片隅に入れておこう。

出典元:「全国都道府県市区町村別面積調」(令和3年7月1日時点)【国土交通省国土地理院】
参照元:面積の大きい都道府県ランキング! 1位の「北海道」に次ぐ2位は?【2021年7月時点】【ねとらぼ調査隊】

※サムネイル画像は(「写真AC」より引用)

By OTONA LIFE
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