1990年に「KRYZLER&KOMPANY(クライズラー&カンパニー)」のバイオリニストとしてデビュー以来、クラシック、ジャズ、ロックの垣根を越えて世界的に活動の幅を広げ続ける葉加瀬太郎氏が、今年デビュー35周年を迎える。
昨年は病をおして9月から始まった新たなバンド「TARO HAKASE & THE LADS」として、40本のツアーを完走し、全国の音楽ファンを魅了した。
リリースの第1弾として、1月1日に「ブエノスアイレスの四季 / NH&K TRIO」を配信限定リリース。NH&K TRIOは葉加瀬氏、西村由紀江氏、柏木広樹氏のピアノトリオによる室内楽。同作は、葉加瀬氏自身が尊敬し、氏の原点でもあるアストル・ピアソラの代表作を八ヶ岳高原音楽堂でレコーディングした意欲作だ。
第2弾は、3月5日(水)にリリースするCD「The Symphonic Sessions II」。配信のみでリリースしてきた作品でもある、あいち・なごやスポーツ応援ソング「祝祭交響曲」、藤子・F・不二雄 生誕90周年記念楽曲「キミのぽけっと」などを含む最新のコンピレーションアルバム。これらの楽曲は、3月にスタートする「オーケストラコンサートツアー2025~The Symphonic Sessions~」で演奏される。初回生産限定盤には、オーケストラコンサートツアー2022でのスペシャルダイジェスト映像をBlu-rayで収録している。価格(税込み)は初回生産限定盤3900円、通常盤3300円。予約も受け付けている。
葉加瀬氏は、デビュー35周年に寄せて、「今月の末に57歳になるそうだ・・・。この歳になると一年があっという間に過ぎ去って行く。