相模湾を一望できる丘に建つ静岡県熱海市のリゾートホテル「リゾナーレ熱海」(星野リゾート)は、7月14日(月)~8月25日(月)の毎週月曜日から1泊2日で、「魚のプロと出会う夏!漁師の仕事から未利用魚の活用まで学ぶサステナブルな夏休み『Fisherman's Academy ~夏休みの自由研究~』」を開催する。
今年は、「サイズがふぞろい」「漁獲量が少ない」「鮮度が落ちやすい」などの理由で、市場に出回らず捨てられてしまう“未利用魚”を減らす取り組みを行っている魚屋から、未利用魚それぞれの特徴を生かした方法で調理して味わう体験が加わる。
プログラム初日は12時30分にスタート予定。まず、魚屋から未利用魚について直接学ぶ。港に到着したら、翌日の漁に向け、現役漁師と一緒に取れる魚を予想するところからスタート。翌日の天候や波の状況から網を仕掛けるポイントを決めたら、漁船に乗って実際に網を仕掛ける。地元の魚屋のサポートのもと、実際に魚を触ったり、チャートを使用したりして、多様な活用方法を知り、市場に出回らず廃棄されてしまう魚についてたっぷり学ぶ。
2日目は、6時にホテルを出発し、漁師の一日を本格的に体験。前日に仕掛けておいた網を引いて魚を取る「刺し網漁」に挑戦する。漁から港に戻った後は、取った魚を卸すため熱海魚市場へ移動。魚の重さを量り、商品として出荷する荷揚げ作業も体験する。自分が取った魚に値がつき、競り落とされる瞬間を目の前で見ることで、普段食べている魚の流通について理解を深めることができる。
競り見学の後は、港に戻り、未利用魚を使ったモーニングプレート作り。
対象は小学生以上(7~11歳推奨)の宿泊者。定員は1日1組(2~4人)。参加費(税込み)は親子2人5万円(追加1人につき1万円)。参加費には、漁体験・魚屋からの未利用魚レクチャー・調理体験・朝食・ワークシート・レンタルウェア(つなぎ・ライフジャケット)が含まれる。予約は公式サイトから、参加日7日前の17時まで受け付ける。天候や波の状況により中止になる場合がある。移動手段はタクシー(別途有料、自家用車での移動不可)。