茂山千五郎家による「お豆腐狂言」が、東京都北区の北とぴあに登場! 「北とぴあで味わう 茂山お豆腐狂言の世界」が、10月18日(土)に北とぴあ つつじホールで上演される。北区文化振興財団が主催。

 能狂言の上演が能舞台以外ご法度の時代、江戸時代から昭和時代にかけて生きた二世茂山千作は、狂言普及のため祝いの席など余興に出向いて狂言を上演した。仲間内からはどんな所にでも気軽に出ていく「お豆腐のようなやつだ」とも言われたが、千作はそれを逆手に取り「お豆腐のようにどんな所でも喜んでもらえる狂言を演じれば良い」と楽しい狂言を目指した。それが千五郎家の「お豆腐狂言」だ。

 豆腐のように、飽きがこず、味わい深く、誰にでも愛される狂言。「狂言は初めて」という人も気軽に楽しめる。日本最古の「笑い」の伝統を、現代にも通じるユーモアとともに届ける。出演者など詳細は、北区文化振興財団のホームページに掲載している。

 13時30分開場、14時開演。公演時間は2時間(予定)。全席指定で、チケット料金(税込み)は、一般3500円、25歳以下1800円。未就学児の入場は不可。25歳以下券で入場の際は、生年月日がわかる保険証・学生証などの提示が必要。

チケットはカンフェティで購入できる。

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