Theory(ニューヨーク発のファッションブランド。ファーストリテイリング傘下のリンク・セオリー・ジャパンが事業を手掛ける)とNewMe株式会社(20代・30代を中心とした働く女性に向けたキャリア支援事業を展開)が、仕事と向き合う女性に向け「仕事とファッション」をテーマにした2つのコラボイベントを開催。

そしてYouTube動画公開も合わせた全3弾の取り組みについてのレポートをお届けします。

コラボイベント第1弾“Theory Night Cruise with NewMe”を開催

 8月27日、六本木ミッドタウンのTheoryショールームで、TheoryとNewMeによるコラボイベント第1弾が開催された。会場となったTheoryショールームには仕事に意欲的に向き合い、ファッションも楽しみたい20~30代を中心とした女性達が集まり、「自信を持たせてくれる仕事服」を考える特別なひとときを過ごした。

 NewMe CCOの笹川友里氏は冒頭で「NewMeのイベントに参加してくださる方はおしゃれな方が多く、ファッションを通して自分を知ったり、より自分に自信を持ち、仕事にもライフにも好循環を生むきっかけになるような機会をずっと作りたいと思っていた。ファッションとキャリアは、どちらも自分らしさを形づくる大切な要素。働く女性からの支持が高く、職場でもプライベートでも、自分に寄り添い、上品で凛(りん)とした印象を作り上げてくれるアイテムがそろうTheoryさんとイベントを共催させていただく運びとなりました」と開催の経緯を語った。

トークセッション

 トークセッションでは、Theory PRの比護つばさ氏とNewMe CCOの笹川友里氏が登壇。「自分に自信が持てる仕事服」というテーマで、最新のファッショントレンドや実務的な着こなしのヒントが紹介された。比護氏は新卒でファーストリテイリンググループに入社。PLSTを経て、現在はTheoryのマーケティング部に所属。働く女性のファッションの傾向やトレンドについて、そして、忙しい女性のファッションの悩みの解決法など、「働く女性×ファッション」を軸に話を聞いた。

通勤・仕事服の傾向とトレンド

 スニーカーやリュック通勤が広がりを見せる中、Theoryでは、特にパンツスタイルが人気。

「きちんと見え」と「動きやすさ」を両立するアイテムが支持されている。Theoryの代表的なフレアパンツ「Demitria(デミトリア)」は脚のシルエットを美しく見せ、Theoryの最初の一着として手に取られる方が非常に多い人気のアイテム。

ワードローブにおける“制服化”のすすめ

 「自分に合う定番の制服のようなアイテムを持つことで朝の服選びが楽になる」と笹川氏。20本以上パンツを所有するというパンツフリークな笹川氏としては、「特に自分の体型をよりよく見せてくれる頼れるパンツ」を制服の主要アイテムに据えることをお勧めする。まだ自分の制服に出合えていない方には、季節を問わずどんな組み合わせでも着回せる定番のアイテムを取りそろえている「Theory Wardrobe」にはまさに制服化に適したアイテムがそろっていると紹介。

SNS時代ならではの“登壇服”の重要性

 比護氏は、ある雑誌で「登壇服」という企画があったという話から、プレゼンや人前に立つ勝負の日にふさわしい「自分の体にフィットするセットアップ」などを常備することで、装いの自信が仕事への成果につながることもあると語った。SNS主流の現代では、「登壇」までいかなくても、自分が人目に触れる企画やプロジェクトに携わる機会は多いもの。明るい色のセットアップなど一つ持っていれば、ブラウスなどを変えることで印象を変えながら、洗練された雰囲気を演出するのもいいアイデアだと語った。

2025AWに取り入れたいアイテム

比護氏は「ブラウンやボルドーのような落ち着いた色味がトレンド。プリーツが入ったワイドパンツ『Traceable Wool Pleated Trouser(トレサブルウールプリーツトラウザー)』などは一点投入するだけで旬の印象を与える」「今日笹川さんが着ているブラウンのシンプルなニットに引き続きトレンドカラーのグレーのワイドパンツというコーデはまさに今シーズンらしさがある」と紹介。


 会場では「制服のような自分の“定番アイテム”を持っている人?」という問いかけに一人も手が挙がらず、笹川氏が驚く場面も。「男性の多い職場でも気後れせず自信を持たせてくれるアイテムは?」などの質問も飛び交い、キャリア女性が日々直面するリアルな課題について意見交換が行われた。

ショールームクルーズ

 セッション後は、Theoryの最新コレクションが並ぶショールームを巡る時間へ。参加者は実際にアイテムを手に取りながら、比護氏を中心とするPRチームに「このパンツはミーティング向け?」「プレゼンではどちらが映える?」といった具体的な質問を投げかける姿も見られ、ファッションを実務的に選ぶ体験を深める機会となった。

懇親会

 その後の懇親会では、同世代の女性たちが自然に輪をつくり、キャリアやファッション、ライフスタイルについて熱量高く語り合い、会場全体が盛り上がった。「自分らしい仕事服の楽しみ方」「これからのキャリアの描き方」など、仕事と人生を前向きにとらえる対話が尽きず、笑顔と刺激にあふれる時間となった。

参加者の声

 「着ると気持ちがシャン!とするようなお洋服を増やしていきたいと思いました。また、ファッションを楽しむことが仕事のモチベーションを高めることにもつながるなと再認識できた、有意義なイベントでした! 参加者の皆さんもいつも以上に凛とされている方が多かった印象で、明日からの活力も勝手ながらいただけました」(29歳、ベンチャー企業勤務)

 「仕事着で綺麗さもありかれんさもあるお洋服に触れられて楽しい夜でした!」(31歳、コンサル企業勤務)

「普段はカジュアルな通勤服が多いのですが、バシッと決めたいお客様との打ち合わせなどフォーマルな服が必要になることが増えてきたので、生地もデザインもすてきで長く使えるTheory、改めてとてもすてきだと思いました。」(36歳、外資系企業勤務)

第2弾 新店舗NEWoMan高輪店でのクローズドイベント

 9月10日にNEWoMan(ニュウマン)TAKANAWAの新店舗のオープンを記念した特別イベントとして、15人の来場者限定で開催。当日は、さまざまな女性ファッション誌などで活躍するスタイリストの近藤和貴子さんをゲストに迎え、Theory PRの比護氏とNewMe CCOの笹川氏で仕事服をテーマにカジュアルセッションを行った。近藤さんから「コーデ選びのコツはパンツを初めに決める」「ワードローブのマンネリ化を解消するには手持ちのシンプルなシャツやニットを重ね着する」「自分にフィットするパンツに出合うためには必ず後ろ姿をしっかり見る」など、今日から使えるファッションのTipsを提案。セッション後は、オープン前のTheory NEWoMan高輪店の特別な空間で、最新コレクションをいち早く体験できる機会となり、各々にショッピングを楽しんだ。

【Theory NEWoMan高輪店】
住所:東京都港区高輪2-21−2 NEWoMan高輪 South 3F
OPEN:11時~20時
電話番号:03-6277-3531

YouTube「NewMe Ch」で笹川友里のTheoryショップクルーズを公開

 9月19日にはNewMe公式YouTubeチャンネルで笹川氏がTheoryショールームを巡り、最新のトレンドアイテムや仕事日のデイリーなスタイリングを紹介する動画を公開予定。Theoryの世界観とキャリア女性に役立つファッションの魅力を届ける。

▶働く女子のお仕事ワードローブwith Theory

https://www.youtube.com/watch?v=2O0otx6cvEA

▢セオリーについて
1997年にニューヨークで設立されたセオリーは、卓越したフィット感、素材、スタイルが、私たちの服装や生活を変える力を与えるというシンプルな理念から生まれました。

30年近くが経った現在も、私たちは時代を超え洗練されたワードローブの必需品を磨き続けています。都市のエネルギー、活気、洗練された雰囲気からインスパイアされたセオリーは、都市で生活する人々を念頭に置いてデザインされています。私たちの目標は、仕事だけでなく日常のあらゆる場面で自信を育む服を創造し、着る人がそれぞれの存在感を発揮できるよう支援することです。


※本記事は、NewMe との連携企画です。

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