のんびり旅の足として電車は便利。最近は趣向を凝らした観光列車も増えている。
四季折々の移ろいゆく季節を象徴する「花の丸文様」で、叡山電車沿線で見られる花々が織りなす景観を表している。春の桃や桜、夏のアジサイとナデシコ、秋のモミジや萩、冬の南天が描かれ、四季の彩りを楽しむ心を誘う。加えて、四季をイメージした色彩豊かな「瑞雲文様」、清らかな水の流れを思わせる「流水文様」を配し、沿線に四季の花々が咲き誇るような趣を表現した。題字は書道デザイナー、林真帆さんの揮毫(きごう)による。
9月27日(土)に八瀬比叡山口駅で行う「開業100周年記念式典」や、10月末に開催を予定している「えいでんまつり」でもお披露目され、今年中のデビューを予定している。